花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

若さが怖いと思うときがあります。

2017-07-29 23:14:48 | Weblog

 

人生は長くても、、、100年とちょっと、、、。

数学者になるのなら、20歳で何かに気が付き、素数とまではゆかなくとも

下図の謎を解けないと、老化してゆく頭脳には、人工知能が代用するだろう。

昭和25年前後だったと記憶しているが、疎開地の山奥に

サイヤ?さんと言ったかな?自転車の荷台に本を積んで売りに来ていた。

小学校一年生の私は、自転車の後ろを追いかけて、

本を買いに走った。

子供には複雑な漢字に見えたが「タンカイ」と読むのだと、

父が教えてくれた。その本は5センチぐらいの厚さがあり、

「巨人ガランガラン」という絵小説の連載を掲載していた、

毎月、連載の絵小説が待ちどうしくて、

私は、幼いながらに、字を覚えて、ワクワクドキドキ、、、読みふけった。

多分、同じ本だったか?別の雑誌だったか?、記憶は、今一だが、

手塚治虫の、絵が未熟な頃の「ロック冒険記」の作品が出ていた。

その日を皮切りに、手塚漫画は、大学卒業まで、新刊が出るたびに

読みふけっていた。

ざら紙の単行本になっていた「月世界旅行」

ヒゲ親父や御茶ノ水博士の手書きの絵と手書きの文字の吹き出しに

手塚治虫が自ら書き込んだと思えるセリフが描かれていた。

なかでも、総天然色の、コントラストの激しいカラーで

「砂漠の魔王」という絵本漫画が、私を虜にした。

ターバンの真ん中の宝石を回すと

砂漠の魔王が、現れるのであった。

クリックすると「U-チューブ」現れるのと、

同じぐらい感動した。

高校生まで、初版の紙質の悪い、現職のカラーの「砂漠の魔王」が

現実から、夢の世界に、行ったり来たりの青春時代だった。

                         明日に続く

 

漫画家のまだ、少ない時代で

タンクタンクロウ、など、田川泡水?だったかな?

サザエさん、