僕のおばあちゃんは、日本大学の理工学部を卒業しています。
「日本大学はね、単科大学とは、、、また、、、別の「総合大学」だよ、、、。
総合大学は、多くの目的を持った多くの生徒が入学してきますからね。
勧善懲悪、、、
良いものは良い
悪いものは悪い、、、
どちらかを選ぶことができないほどの、
深く検討して
結論が出せないほど、
たくさんの意見や、
考え方や、
答えに迫る方法が
学部の数だけ、
とりあえずありますよね。
生徒の数も,、、多い。
55年以上前に
婆ちゃんは「理工学部薬学科」に入学した。
東京でも歴史の古い方に入る都立高校から
附属の入学が終了した頃の入試試験を受験した。
日大に進学する女性は、同年代には2人しかおませんでした。
府立女学校として、開講して以来
女性生徒だけだった時代から、
男子生徒も入学してくる喜ばしい時代に
婆ちゃんは、、、セーラー服の高校生だった、
天井川の荒川の土手の下の校舎は古くて
毎朝廊下にワックスをかける登板がアッタそうだ。
当時の都立高校は
敗戦からやっと立ち直った東京の街で
私立の高校にはとても、、、と、
普通の社会人や、
サラリーマン家庭や、
町工場の社長や
ラーメン屋さんや
洋服屋さん、
材木店の息子、
お父さんは高校で進学を辞めてしまったが
お姉さんは私立大学を卒業してるとか、、、
おじいちゃんの代から畳屋さんしてるとか、、
いろいろな女生徒や男子生徒の集まっている高校でした」
その、、、庶民的で、屈託のない職人さんの娘や息子さんは
婆ちゃんの目には
「自分より、ずーとしっかりしていて、
考え方が具体的に現実的で、
地に足のついていない夢ばかり追っていた婆ちゃんとは
対照的に、生きる力が満ち溢れていたクラスメートには
婆ちゃんは、医者の娘で、
これからも、ずーと
食べてゆくのに困らないから
両親というスポンサーの基で、親のお人形のように
良妻賢母の道に向かって
常識程度の教養を身に着ければ
これまた、、、お医者さんと結婚して
私たちとは違う、、、コバンザメ人生を生きればよいわけで
相手にしていたら
こっちが社会の落ちこぼれになっちゃうから、、、と
はっきりとモノを言ってくれるクラスだったので、道を誤らずに謙虚になれたと
高校時代の同級生の人間としての豊かさをもらったと、、、婆ちゃんは言っていた。
暖かな友情で、楽しいレジャーの時だけ誘われたそうです、
婆ちゃんは、登山も、水泳も、ボート漕ぎも
神田の古本屋巡りも、お茶会や習字の展示会や
バレーの発表会や、ピアノの発表会なども
他のクラスの中学時代からの友人に誘われたそうです。
、、、つまり、
若い時代にありがちな
本音で悩みを打ち明けてくれるような友人は
とうとう、、、できなかったと言っていました。
その中でも「Y ちゃん」とは
部活が「化学部で写真部」で、ハイポなどの薬品の購入が縁で
一緒に上野の美術館や、動物園、ブリジストン美術館など
メンタルな面も交流できる友人になっていったそうですよ。
彼女は、義兄さんが東大生で、お姉さんが私大の工学部で
男尊女卑の義兄さんの仕打ちに、とさかに来ていたそうです。
婆ちゃんの境遇と似ていましたが
婆ちゃんの義兄さんは
両国高校の10番以内に常駐している
自称、、、スーパーカーと思っていたのに
東大合格を果たせなかった、国語音痴の弱点がありましたそうな。
「僕は東大に敗北した。
父の診療所も、
全て財産は長男の自分が継ぐから
さっさと嫁に行け!
これからの僕は、金も、土地も、親父の社会も
全部継いでゆくから、、、お前は邪魔!」と。
考え方が、東大受験前と180度変わりましたとさ。
東大の医学部に合格したつもりの人生設計を立てていた兄貴にすれば、
両国高校の一けた順位に常駐していた自分には
「東大不合格の文字の入った辞書」の存在すら信じていなかったのだろうと、、、
婆ちゃんは、、、ククク、、、と、笑って言ってたよ、
「兄さんは自分の得意な科目を誇り、自分の優れた物理的な考えを誇り、
歴史などは年代を歌で暗記して、日本の大将
の名前をすべからくそらんじて
鎌倉幕府などは
「頼朝は、、、いちいち国を支配する、、、」という
自作の覚え方をしていた義兄さんだったそうです。
「婆ちゃんなら、、、なんて?覚え方をするの?」
婆ちゃんはね、、、
「頼朝は いい国創ろうと思案するる。」
そう答えてから、
僕の方を見て、、、ククク、、、と笑った。
「支配する、、、か!」
たしかに、、、、そんな考えのやつを
東大に入学させたら、弱者は奴隷にされてしまうから
どこかの問題で、、、
きちんと選り分けられて不合格になったのでしょう、、、か?。」
婆ちゃんは、義兄さんに、、、ご無理後最も、、、と
かなりのことを受け入れざる位置に居たことを
前提条件にして
独り立ちできる力を「大学で学び」
さっさと、、、独立したいと思いながらも、
世間の怖さも順番も、わかるだけに
逆らうのは、具体的な人権蹂躙で
支配欲を具体化してきた時に
逆らわずに、、、家を出ようと、、、考えて、
夢を追わず、恋もしない、堪忍のまたくぐりで
戦わないやつと思われても、
兄弟の権利の重なることは
全て放棄して、、、
女性が大学に行くことだけを許可してもらうように
家の中では、男兄弟が受験の条件の特権を駆使しても、
雑用や、皆の洗濯ものや、夕食の材料の買い出しや
夜食係を、当たり前のように引き受けて、
偉そうに訓示を垂れる兄貴には、逆らわずに
何とか、、、日本大学の卒業まではこぎつけたそうでした。
昭和30年代の、まだまだ残る、、、男尊女卑の壁は厳しいものがありました。
山口さんといったかな?
こんなすごい男尊女卑の残る時代に
女性の代議士になって、
戦後の女性社会の男尊女卑に
真っ向から物申す生き方をした同窓生が居たという事が
ややもすれば、、、くじけそうになる若き日の試練を
乗り越えさせてくれたのは、
先輩の通った道が、婆ちゃんの苦労を何倍もしたような
艱難辛苦を乗り越えていった事実が身近にあったという事だったそうです、
日本は、世界でも、女性の進出はむつかしい国です。
力がむき出しの女性は
木っ端みじんにされてしまいます、
婆ちゃんは言うのですよ。
女性は、頭のてっぺんから、
足のつま先まで
出世の闘いに使う覚悟がないときは
社会でオキュペイションするのは
考えないことだね、、、と、、、ぽっつり言いました、
女性は、子供を産めるという天与の恵みがあるのだから、
男性と、真っ向から戦って、本来は男性がするような仕事に進出しなくても
応援団になれると思わないかい?」
上手に、しなやかに、男性の3倍の語学力を持ち
専門分野では仲間に認められるように実力を磨き
どの派閥にも属さず、
母校の卒業生としての矩を超えず、
恩師には尊敬と感謝を忘れず、
教えることをせず、学びに徹して
理解力を深めて、
個人の為だけのスタンドプレーは禁じ手と認識して
いつも所属のチームの「バンドの上手なバッター」として
「チームの進塁」に役割を徹していれば
長生きをすることで、
女性も、、、まんざらではない立場だったと、、、気が付くのだよ。」
その点、高校の親友だったYちゃんは
婆ちゃんよりも、ずっと近代人の女性だったよね。
真っ向から抵抗したファイトウーマンでした。
彼女の姉さんという女性を紹介されて
猪苗代にスキーに行ったりもしました、
もっともっと、、、仲良しになってゆきました。
一緒に小松川高校の山荘のある蓼科山の合宿に参加して
蓼科の夏を遊んだ思い出は
小松川高校を大好きになった大きな体験だったね~~~と
タケさん、、、岡ちゃん、、ぼくちゃん
なつかしいよお~~~~生きてるかい???
ばあちゃんは
「高校を愛する、、、母校愛は、高校のイベントに参加する事から始まった。」
と言ったよ。(^^
皆でいけば怖くない!、、、蓼科山や夜叉神の山中も
高校の同窓メート10人以上で、
テントに泊まり、山荘に泊まり、山小屋に泊まり
高校時代が、、、婆ちゃんには、、、
たしかにあったよ、、、と、言っていた。
イベントに参加するまでは
お客様扱いされて、、、
蚊帳の外に居たことがもどかしかったと
おばあちゃんは、
夏休みの高校のイベントに参加するまでは
真の友達が出来ない孤独さを、、、勉強することで忘れようとしたとしたと、言った。
仕方がない
親が医者だと、
自分たちと同じ苦労をできない者として
「心底スクラムを組む友人としてはは選んでくれない」とぼやいていました。
クラス委員にはなれても、友人にはなれない孤独は
声をかけてくれるのを、待っているからだと、、言いました。
友情も、絆も、自分でグループのイベントに参加しながら
いつの間にか、、、居場所や役割の分担を通しながら
フト、、、気が付くと、「友情や、絆が」共有されているものだよ。」
誰かの役に立てる、「特技の実力」「忍耐力」「筋力」、、、など
余暇の時間をコミュニケーションに使う事だね。
ボランティァ7活動だっていいよね。
学力だけに絞らないことだね。
「オレオレ、、言わないことだね。自分以外のモノを含めた自分を愛することだよね。」
大学も、将来やりたいことの基礎を学べる大学を、学部で選ぶことだよね。
東大、九大、阪大、京大、、、東北大、、北大、、、大学で順番つけないで
私立であっても、未来に自分のやりたい分野の優れている学部に進めば
自分を見つける旅でもある「人生」が
時代とともに、わかってくるかもしれないね。
大学の名前が金屏風になってくれる時代は、もうすぐ終わるかもしれないよ。
有名大学を目指して頑張ると、大学に入学できた達成感が目的になってしまっては
そこからが、自分の人生をつくりあげなくちゃならないのに、
ゴールが大学になってしまっては、
自尊心と、驕りと、オレオレが育ってしまうよ。
そしたら、、、
習うという、、、謙虚さが消えて、
自己流になるから、壁に突き当たるよ。
今はわからないと思うけど、、、習うことを習う事だね!
婆ちゃんは、謎めいたことを言いながら、
眠そうな顔になっていった。
「何ができる人間か」という事で、
「居場所」が出来て行くという時代が来ていると思うよ。
、、、つまり、、、
「生涯教育、生涯勉強の時代がきたということかね~~~?」
婆ちゃんは、自分の生きている時代は
日大を卒業していることで、クリヤーしてしまったけれど、
君らの平成が終了するころからの時代が、、、今一つ読めなくて
孫には、、、アドバイスできる何物も。。。持ってないので
ウナギ、、、おごってあげるよ!
体力だけしっかりつけておきなさい!
健康であれば、、、何とかなるのが、、、男の世界じゃないのかえ?
君のように、ますぐな、まじめさがあれば
後は体力があれば、、、
40歳までは、どこの会社も歓迎してくれるよ。
問題は、、、40歳までに
会社に引き留められる時代について行っている技術とか、
3か国語のトィック持ってるとか、、、
人脈が豊富で、スポンサーがついてるとか、、、
アフリエイトだって追従を許さないプロ系のサイトを運営すれば
サイドビジネスとアルバイトを兼ねるよね。
婆ちゃんは、、、薬剤師をしていたから、、、P.Cには常識があるようだ。
花も実も、実力も、権力も、皆ある人はいないよ、、、
お金は、、、やや万能かもしれないが、
金融業界は素人の過程で育った者には
難攻不落の城に攻め込むのと一緒で、
お金を追いかける人生だけは
ありえない!!!
お金が必要なだけ、、、あればいいものだから
仕事が認められれば、、、お金はほどほどについてくるものが
社会のバランスというものではなかろうかね~~~。
婆ちゃんは、眠くなったから、、、寝るからね、、、
明日、ウナギ食べに行こうね、、、
僕は、婆ちゃんが寝てしまうのを見ていた。