以下のようなご質問がありました。
「共有名義の土地の売買の件です。
共有者が当の契約書をオープンにしません。どうすれば良いでしょう?
折半で売却益を得る権利があると思うのですが、
これっておかしいくないですか。
某か私に不利益があるのでは!?と勘ぐっています。」
お答えです。
「先ずはご存じだとは思いますが、こういう場合、
ひとことその開示できないという事情を説明し、
お断りを入れることが一般的ではあります。
ただ、こういう共有部分の個別売買は違法ではありません。
その意味では当該買主のいう
「共有側への売値をオープンすることは難しい」
というのも仕方のない事ではあります。
仰るように、一般的には50%ずつの持ち分で同時売却であれば、
隠すという行為も「どうして?」と勘繰らざるを得ません。
しかし、ここにどういう意味があるかどうかというよりも、
質問者さまも他の媒介業者に査定だけでもして頂く、
又は相談だけでも良いのですが客観的な評価をつかむ作業を
してみては如何でしょう。
それにより数字的にどのような意図があるかどうか
もしか知れば解明できるやもしれません。
いずれにしても交渉が必要ですね。頑張ってください。」
ということです。
それにしても思わせぶりな業者ですね。