京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

テナント事情は・・・

2009年12月23日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ

現況の経済状況を反映して、
借りている賃貸物件の賃料を抑えたい
と考える方も多いと思います。

亀井法案が出るまでもなく、
住宅ローン債権についての金融機関の対応は
近年穏やかになっているように、
賃貸オーナーさんも原契約賃料のダウンに応ずる
姿勢を少なからず見せています。

住宅については中々難しいものの、
テナント系については柔軟な対応になっています。

というのも、
一旦空室のなると6ヶ月~1年の空きは
ざらにあります。
その意味では、
計算上は5%から10%までの家賃交渉は
仕方のないところといえます。
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相続贈与税の試案でる?

2009年12月20日 | 相続について
京都不動産コンサルタントのブログ

現在政府税調で検討されている住宅対策。
1500万円までの贈与について減免しようというものです。

自民党時代のそれから比べれば3倍の規模です。
然し2000万円という検討過程が見えていたためか、
「減額になるの?」「本当にそうなるの?」
と言った意見も聞かれます。

住宅業界には吉報のようですね。
延床30坪程度の家でしたら十分建ちます。

鳩山さんの1か月分の贈与額を
念頭に置いているのかどうか知りませんが、
この金融危機の内にあってここは大判振る舞いで、
お金のあるところからないところへと
流通させるべきではないでしょうか。

上限も住宅という制限もなく、
時限立法で資産をこの際に私的配分可能にするくらいの
ドラスティックな対策でないと
経済や雇用は回復しないと思われます。

金融危機には金融でもって対策すべし。
昨日の日銀発表「物価指数のマイナスゆるさじ」
久々に鬼の平蔵を思い起こさせる日銀の
強い姿勢が感じられました。
インフレターゲット設定ですね。
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仲介業者の説明義務違反

2009年12月19日 | 不動産売買について
京都不動産コンサルタントのブログ

瑕疵担保責任を問う揉め事に
付随するかの如く問題になるのが、
仲介する不動産業者の説明責任違反ということです。

宅地建物取引業法第31条には、
当事者双方が契約の目的を達しえるように配慮し、
瑕疵がないか、
はたまた不測の損害が生じないか調査しなさい、
とある。

という意味では、
説明責任違反による不法行為や
媒介契約による債務不履行で問題視されるケースも
あるということになります。

しかし現実問題として、
不動産仲介業者に土地建物あらゆる
専門知識を高度に要求するのではありません。

「通常の注意」を尽くして得た情報をそのまま
買主に伝える、
ことが大切であるとの判例もあります。

不動産は大きな金額が動くだけに、
業法であれ民法であれ、
不動産業者には信義誠実の原則に則り
業務を慎重に執り行う責任があります。
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信義誠実の原則

2009年12月12日 | 不動産売買について
京都不動産コンサルタントのブログ

瑕疵担保責任を問う揉め事に
付随するかの如く問題になるのが、
仲介する不動産業者の説明責任違反ということです。

宅地建物取引業法第31条には、
当事者双方が契約の目的を達しえるように配慮し、
瑕疵がないか、
はたまた不測の損害が生じないか調査しなさい、
とある。

という意味では、
説明責任違反による不法行為や
媒介契約による債務不履行で問題視されるケースも
あるということになります。

しかし現実問題として、
不動産仲介業者に土地建物あらゆる
専門知識を高度に要求するのではありません。

「通常の注意」を尽くして得た情報をそのまま
買主に伝える、
ことが大切であるとの判例もあります。

不動産は大きな金額が動くだけに、
業法であれ民法であれ、
不動産業者には信義誠実の原則に則り
業務を慎重に執り行う責任があります。
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古の住居と生活は…

2009年12月09日 | Weblog
不動産コンサルタントのブログ

今から1300年前の奈良時代下級役人の生活実態、
という先日の読売新聞記事が
目に停まりました。

敷地は広く家屋は狭いものの
家賃はタダだったようです。
職場まではドアツードアで1時間
ということも影響しているのか、
初位下という最下級の役人でも土地の広さは
64分の1町の約250㎡だったとか。

人口は今と比べようがなく
比較はしにくいのですが、
土地は75坪もあったのですね。
うらやましい限りです。

収入の方といえば、
米価から想定した金額では年収は230万円程度だという。
住居負担がないということでは
現在の公務員宿舎に充当し、
今に通じる生活感覚です。

余禄としては広い庭先で野菜等を栽培し
家計を補っていたということでしょうか。
日本の生活実態の連綿とした歴史伝承がうかがわれます。
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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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