京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

Q住宅版エコポイント(その3)

2010年02月25日 | 収益マンション
京都不動産コンサルタントのブログ

A エコリフォーム編の最後になりますが、
今回はバリアフリー化工事についてです。

この工事、工事金額としては少額なのですが
最大5万ポイント発行されます。

たとえば単独工事として、
浴室に手すり取り付けで5000ポイント、
同じくトイレに手すりで5000ポイント、
そして洗面所に手すりでやっぱり5000ポイント。
これらはエコリフォームで最も手軽な改修といえます。

その他段差解消工事では、
単独は浴室のみで5000ポイント等。

ポイントは25000ポイントと高く、
最も工事内容が煩雑なものが、
歳と共に必要性が増す廊下幅の拡張工事でしょう。

現在の住宅建築の設計モジュール(基本にする寸法)は
どんどん短くなっていますが、
多くはキューヒャクトーといわれる910mm(約3尺)だと。
それでいくとローカ幅は施行後では壁圧や仕上げ材で押され
有効で750mmを切っていると思われます。

これを750mm以上にするという工事。
将来的には車いす利用(幅650mm)のことも考えると
先行投資かなぁというところでしょうか。

詳細は再度掲載します。
=国交省のHP
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Q住宅版エコポイントについて(その2)

2010年02月21日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

A今日はリフォーム編の続編で、
外壁、屋根・天井、床の断熱改修工事についてです。

ただ、これらの工事は基本的には既存個所の
性能アップ工事の性質上、
詳細は国交省のHPを参考にして頂くとして、
今はやりの個所付けで投資効率?を考えれば、
床の断熱化でしょうか。

内容としては、
既存の床のままで床下から断熱化工事をする方法と、
全て室内側から既存床を撤去し工事する方法です。

やはりここでのお薦めは室内側からの工事で、
この際に床材を無垢材に交換し、
断熱材を充填する方法です。

せっかく改修工事しても目につかない床下だけでは
改修による果実が実感できない。

逆に床材に着目し
無垢のフローリングで木のビジュアルな温かみや
熱効率・蓄熱・対流(パッシブエナジーコントロール)
を考えるというもの。

前回取り上げたダブルハング窓とセットで、
窓上部の軒下からは外部の新鮮な空気を取り入れ、
下部から汚れた室内空気を逃がす。
そしてその縦長の窓は
室内奥深くまで日の温もりを差し込んでくれ、
それを無垢の床が蓄熱してくれるのである。

自然の温もりを体感できる改良工事、
とのキャッチである。
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Q住宅版エコポイントの詳細を教えて下さい。

2010年02月19日 | Weblog
不動産コンサルタントのブログ

Aやっと住宅版のエコポイント制度が動き出しましたね。
大きな意味では地球温暖化対策であり、
目先的には内需刺激による景気対策ということでしょう。

エコポイントは最大で新築もリフォームも
30万ポイントということですから、
30万円の還元です。

しかしいきなり新築といっても
諸諸タイミングやライフサイクルもあり、
年内着工という条件に該当するかどうか
問題もあるでしょう。

ここは新築もリフォームも最大還元ポイントは同じですから、
この際リフォームに取り掛かってみてはいかがでしょう。

工事内容を大きく分けると、
1、窓の断熱改修、
2、外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
3、バリアフリー改修
ということになります。

まずは窓の断熱改修について。

これは平均的な窓の面積につき
ガラス1枚をペア―ガラスに交換することからもポイントが付きます。
もちろんサッシごと断熱窓への交換や今あるサッシの内側に
もう1枚新しいサッシを取り付けても良い。

小さなガラス交換で最小2000ポイントからあります。
感覚的には要する費用の20~30%のポイントが付く
ように思います。

アンダーセン、ペラ、マービンetcアメリカメーカーの
木製ダブルハング窓はペアガラスで断熱性があり、
何より歴史があり洗練されていますね。

そしてダブルハング窓では上下で開口部を取ることによる
室内の空気の対流も計れます。

円高の今でしたら
良い買い物ができるのではないでしょうか。
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無人島、盛況のうちに落札!

2010年02月15日 | 不動産売買について
京都不動産コンサルタントのブログ

先日紙上を賑わせた呉市の公売。
大小2つの島からなる北側の無人島(約2300坪)を
一般競争入札で売ろうというもの。

前代未聞の試みに18口もの参加があったという。
ライフラインもなく、
平地も少ない無人島に、
夢を託そうという心意気は良し。

しかし、
結局は南側の島で港湾運送業を営む会社が
落札したのだそうです。
こちらはビジネス上の理由と言う現実的な対応だということで
一般参加者の10~20倍の金額で落札を
余儀なくされました。

収まるところに収まった、
と言うことでしょうが、
一般的にはこれだけの乖離がある入札はあり得ない。

特殊な要因があると想像できます。
そのような要因も含めて勘案し
アドバイスできるだけの情報を提供するのが
不動産コンサルタントだと思っています。

お隣りの不動産購入は意外と難しいものですが、
日頃からの情報収集がいかに大切か
ということを物語っていますね。
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高収益ビルへ大変換

2010年02月14日 | 収益マンション
京都不動産コンサルタントのブログ

将来支持されるであろう高付加価値商品とは、
よりパワフルに、
よりコンパクトに、
よりセグメント化する、
のではないかと思います。

不動産業界においても喫緊の課題である
有余る「不動産」の再有効利用が求められています。

特にテナント需要の更なる減少縮小は
テナントビルの維持管理・収益悪化につながり
既存入居者にとっても深刻な問題です。

このような状況のなか、
当社の企画するバーチャルオフィスから
コンパクトオフィスに代表されるレンタルオフィスが、
今また注目を浴びています。

レンタルオフィスの定義はさておき、
起業者にとっての最大のメリットは
何といっても初期投資額を抑えることです。

レンタルオフィスによる賃料の絶対額ダウンは
SOHOのみならず全国ネットの営業所用等
自由活用できているという実態があります。

需要のあるところに適切な商品を提供する、
基本に忠実であるところに
ビルの活性化があると思います。
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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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