京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

1F東向き庭付きマンションは..........

2012年11月26日 | 不動産評価について
以下のようなマンションの評価に関しての
ごく標準的なご質問です。
参考になれば幸いです。
=====================
マンションでも1F庭付き(約7坪)に惹かれています。
ただ1Fで東向きという点が気になっています。
戸建てとの違いや購入時確認事項・デメリットあれば
教えて頂きたいのですが・・・
=====================
マンション購入を考える場合、
最も大切なこととして指摘されるのは「眺望」ではないでしょうか。

その意味で、1Fは人気がない、
評価されにくいということになります。
極端に言えば、
売ろうと思ってもすぐには売れにくいということですね。

マンションは「見晴らし」が良いという「売り」が
一般的に広く認知されています。
低層階を選ぶなら戸建てでいいのです。

ライフスタイルで1Fを選択するなら別ですが、
資産価値を考えれば再考すべし、
とお答えします。
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不動産の崖

2012年11月24日 | 不動産と経済情勢
京都不動産コンサルタントのブログ

レッドクリフ(赤壁)ならぬフィスカルクリフ(Fiscal cliff)という英語を
最近特に見聞きするようにうなりましたね。

双子の赤字(Double deficit)やサンディ等
米国のネーミングセンスには脱帽です。

現在の日本で言えば、
エステートクリフ(不動産の壁)とも言えるのでしょうか。
※因みにこの場合英語の如く、崖も壁も同義語です

若者の持ち家離れと
消費税アップによる住宅購入者心理の冷え込み、
ということです。

特措法なるその場しのぎ対策でない
恒久的な施策を期待したいものですね。

不動産で崖といえば崖条例というものもあります。
高さ2mを超え、角度が30度を超える斜面との定義がありますが、
市区町村により違いがあります。

これは見た目での判断は危険で、
行政で確認する必要があります。

曹操も呉蜀連合を侮ったところに
敗因があったかと思います。
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不動産勉強会?

2012年11月14日 | 京都の景観
不動産投資に関係する
勉強会懇親会の日程が決まりました。

11月23日(祝)17時30分から19時30分になりました。
セミナー開催が場所の都合が取れず、
懇親会になりました。(笑)

京都駅前です。

不動産大家さん中心に
これから購入予定の方や税理士さんも集まります。
総勢7~10人程度の小さな集まりですから、
気楽にいろんな質問を大家さんや
税理士さんにぶつけてください。
もちろん私もお答えします。

飲み会実費のみということになりますので、
気楽に参加してください。

連絡はこちらから
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バルコニーの使い方

2012年11月13日 | マンション管理組合
京都不動産コンサルタントのブログ

バルコニーを専有部分と勘違いしたような
上階の非常識な使い方って?
という主旨の質問といいますか同意を得たい悲鳴でした。
内容は
===================
非難ハッチ付近の水流しといい、
ハッチの上でジャンプって意味が分かりません。
何度か管理人に言ってますが、
常識的にハッチの上には乗らないですよね?
===================
というものですが、もっともな話ですね。
上階の方の品位が問われる「事件」ですね。

バルコニーは共有部分です。
その使用方法については細心の注意を持つことは
集団生活上大切なものです。

マンションの管理規約や使用細則で詳細は規定されていますね。
その意味では、管理会社の管理人さんというよりも
他の区分所有者さんへの啓蒙という意味でも、
管理組合への注意催促が似合っていると考えます。

対処してみてください。
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収益マンションを買う

2012年11月05日 | 収益マンション
ずいぶん以前のご質問に今に通ずる
内容のものがあった。
要約すると下記のとおり。

============
自宅の住宅ローンがあるサラリーマンで、
不動産投資を考えていますが、借金残高と融資額の関係を
アドバイスいただきたい。
これまで投資用資金はローン返済に充てず、
その低金利を利用して他の投資に回してきた。
今後、収益不動産投資を行うにあたり、
まずは自宅ローンの完済を優先すべきか、
このままの自宅ローン返済(借入残高)のまま銀行融資を得ることか。
============

今では不動産投資に対する融資が
住宅ローンと別枠であるというのは常識になっているが、
当時はそうでもなかったのであろう。

以下お答えしています・・・・・・
キャッシュポジションを高めることが大切です。
今までの借入を含めた金融資産に対する考え方は
正解だと思います。端折って言えば、低利で借入、高利で回す、
ということですね。
今後はその資産でレバレッジを利かそうということですね。

さて、本題の収益不動産投資に対する金融機関の融資姿勢ですが、
頭一つ抜け出した感のあるS行さんはもちろん、
総じて融資は総合的に見るようなスタンスになってきています。

まずは、不動産の収益性や評価が第一、
申込者個々の属性については、家族構成、現有借入金、
収入等を分析、勘案しているようです。
ですから、慌てて返済するのではなく、
融資申込み時に担当者と相談しながら決めても遅くないと考えます。

昨年12月13日、ご存知かもしれませんが、
S行ショックとも言うべき発表があり、
年収・自己資金に対する一定の基準が
アナウンスされました。
完全な収益還元法によるファイナンスではなく、
一部積算法、規制を入れるというものです。

その他の金融機関は当然でしたが、
以前よりはキャッシュポジションを高めることや
必要最低限のサラリーが求めれるようになりました。

現有の投信資産はそのままで「見せ金」として
交渉材料と考えても良いと思います。
しかし、いずれにしても物件第一という点は不動です。

という回答であった。
これは今でも状況は同じである。
しかも適度な築年数の物件が無いこともあり
ポイントを絞った探し方が必要なのであろう。
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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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