京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

不動産契約は心理的な解除理由では・・・

2011年05月31日 | 不動産コンサルティング

最近、3月の東日本大地震では直接には
被害を受けていない方からのご相談も少なからずある。

心理的被害ともいえるもの。

それは、既に契約はしたもののこのマンションや住宅は
大丈夫だろうか、

もう一度考え直そうか、
という趣旨のものが多いのである。

確かに不動産購入時には、
立地条件、技術的条件、構造的選択等
この大震災を前にして見直すことも必要だと思う。

ただ、それはあくまで契約までに検討されるべきことであり、
契約後はそれに伴う義務も付いて回る。

端的にいえば、
一方的な契約の解除は
契約金の放棄や損害賠償請求の対象になることをいう。

ご注意のほど。

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不動産物件の持込が多い状況は・・・

2011年05月30日 | 不動産と経済情勢
京都不動産コンサルタントのブログ

最近、又、不動産業者からの物件持込が多くなっています。
はっきり言ってこれも東日本大地震の影響でしょうが、
不動産の動きも緩やかになってきている証明ですね。

不動産業者が手持ち物件を早く販売したいという現れです。

業者の売主物件であれば尚更、
個人所有者の仲介物件であろうとも
業者の危機感が個人所有者にも伝わっていきます。

価格は弱含みだということですね。

バブル崩壊以降、
失われた10年が20年とも言われていますが、
この景気後退の中でも小さな谷や山があります。
また大企業との所得格差もあります。

その意味ではここしばらくの住宅取得優遇政策により
小さな山もありましたが、
しばらく先が見えない状態でしょうか。

ではそのような状況では
不動産は買い控えが良いのでしょうか。
そうでもないですね。

先ほどの物件持込の業者もそうですが、
物件に対して弱気になっている分
価格面以外にも条件の歩み寄りが期待できます。

また、金融機関も昔ほど横並び姿勢でもなくなっていて、
融資面も金利や返済年数を中心に企業間で
条件に差が出てきています。
その裏側には優良顧客の囲い込みがあります。

手持ち余裕資金がある方にとって、
そして、今、不動産が必要な方にとっては
選択的な目を持って買いに行く、
良いときではあります。

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ほろ酔い教育談義の相手は京都市長?それとも単なる酔っぱらい?

2011年05月26日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

先の土曜日は母校関連団体の総会と祝賀会。
周年記念として知事と市長をお呼びした
大パーティーです。

流石に山田知事は先般全国知事会の会長に
就任したばかりで挨拶も程ほどに急ぎ足でしたが、
門川市長は同窓ということもあり
最後の9時近くまで逗留です。

最後の締めである
かの応援歌まで肩を組み大熱唱(@_@)

実はその喧騒の中で、
酒の海を泳ぎながらも獲物を捕らえる鷹のように
市長を狙っていたものこそ私です。

散会と同時に集まる「再選出馬でしょう?」の質問攻めで
行く手をさえぎり取り囲む同士、
それを交通整理しながら要所要所で
所謂「立ちんぼ」記者会見並みの取材が出来ました。

そのようなチャンスができたのもキーワードがありました。
それは「教育」特に子供の教育です。

「教育」という言葉では酔っ払いのおっさんが
真顔で私の顔とネームプレートを見比べていたこと、
こちらも酔っ払ってても見過ごしません。

ホテル宴会場から迎えのタクシーに乗るまでの間、
支持者に揉まれながらの教育談義?でも
酔っ払い同士まともに?話がかみ合いました。

最後は「連絡くれ」で終わったことからすると、
主旨は伝わらなかったと見るべきか?(x_x;)
しかし、流石に元教育長の自負でしょうか。
「教育」という言葉では異常に反応し
相手にしない訳にはいかない、ということ良く解りました。
そして人となりを。

今回は私の作戦勝ちということで次の一手は
そうですね~教育審議会委員のイスですか??
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中(高)年向き不動産対策でいつになく・・・

2011年05月23日 | 融資のこと
京都不動産コンサルタントのブログ

昼の忙しいときに件のS行支店長、
「夜にかけ直してね」と優しくTELを切ったところ、
かかってきたのがその夜の9時半。

少し前の大手のS行にも通ずるモーレツ金融機関の
称号は既に付いているものの、
ここまで来れば立派なものです。

内容も例によって新味のない新企画物商品の感想を求められること
ではあるものの、
今回は枝葉で当社の新企画とついにマッチングしました。

中高年者を対象とする点、
ニッチな狭いニーズを掘り起こす点で
彼の琴線に触れた様子です。

盛り上がりの末、
融資は前面バックアップも期待できそうです。

そういえば既に今日ですが、
その件でプレスリリースを応援してくれると言う「宣伝名人」さんが
来社、コンサルしてくれると言う。

子育てが終わった、
京都市郊外戸建にお住まいで、
空いた居住空間を貸す・売り、
エコ生活を望む50代以上の方、
Yahoo!やGoogleの「京都 中高年 都心回帰」
で検索をお待ちしています。

一部プレスリリースでも出てきますよ。

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老朽木造アパート

2011年05月21日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ
築40年の木造アパート所有のオーナーさんからのご質問。

現在、家賃を下げつつも満室で利回り10%確保できてはいるが、
老朽化で大地震の際の崩壊のリスク、
特に、入居者の怪我や生死にかかわるような
事態になった場合の家主としての法的責任が心配だという。

投資採算上は大規模な補強工事を行うような物件ではなく、
対処すべき課題があればご教示頂きたいという主旨。

このたびの大地震や原発災害を目の当たりにし、
このような不安をもたれるオーナーさんも多い。

一般的にはそして弁護士さんの口癖、善良なる管理者の注意で、
入居者さんの安全を守るということになる。

ではどの程度まで対処すべきかは議論のあるところである。

また、そのような木造アパートの立地は
防災上危険な密集市街地に存在するケースが多いこともあり、
「密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律」
なるものを紹介した。

この法律は阪神淡路大震災後の1997年に
木造建築物密集地帯における老朽アパートの建て替えを
推進するべく制定されている。

市区町村で「防災再開発推進地区」を指定していて、
建替えには優遇措置があるという。

詳細は市区町村の担当する住宅関係課に問合せが確実である。
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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
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