京都不動産コンサルタントのブログ
この瑕疵担保責任についてのお問い合わせは
多いですね~
瑕疵(かし)とは目に見えない不具合、
つまりは、通常の確認作業で発見できないところにある
故障・毀損・損耗のことです。
不動産で言えば、
床下の基礎部分が劣化していて今にも危険であるとか、
台所の配管が床下で漏れがあるとか、
天井裏に何やら正体不明なものが生息していただとか、
近年は結構想定外な事案も多いようですね。
そこで売主が売却に当たって、
このようなリスクを背負いたくないという意味のことを
瑕疵担保責任の免責と言います。
築年数が古い物件40年50年以上の物件であれば
やむ終えないところですが、
最近やたらと多いですね。
といって免責分の価格ダウンはあるのかと言えば、
そうでもない価格設定です。
まぁ動産であればある程度の売主責任補償は想定できますが、
不動産の場合は高額になる可能性があります。
その意味では構造や性能評価依頼も含め
既存住宅かし保険を利用されるのも良いでしょう。
個人間売買でも適用されるものがあります。
詳しくは住宅瑕疵担保責任保険協会まで。
いつになくコマーシャルになりました(笑)