京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

「旅館に興味」京都旅行の外国人

2010年04月20日 | Weblog
立命館大学政策科学部の学生が
京都の名だたる観光地で調査したという。

約1100人から回答をえ、
そのうち89%の外国人が「旅館」に興味があると。

そして調査時にすでに「旅館」を経験している又は
予定している外国人の数が58%にも達したと。

一般的な懸念材料であるところの
「天井が低い」「和式便器」「日本語」というハードルが予想されるも、
驚異的な数字である。

そして、
その「リョカン」情報の収集は、
もちろん、ホームページである。

ホームページの英語版はもはや必須アイテムであるが、
加えてこれからはフランス語対応も
重要ではなかろうか。

アンケート回答者の約14%が米国から、
約13%がフランスそしてスペイン12%とくる。

街中で朝晩出くわす外国人に
ヨーロッパ系特に仏語圏の旅行者が多いと
私自身感じてはいるが、
この調査でもそれが実証されている。

そして、「プチリョカン」そして「ゲストハウス」における
日本的「おもてなし」「畳」「日本庭園」
を求める欲求は多いと結論付けている。
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解体して見ないとわかりません。

2010年04月17日 | 借地借家について
京都不動産コンサルタントのブログ

やはり築100年ともなると
何がでてくるか想像がつきません。

雨漏り点検で内壁を剥がせば
土台部分の土壁がなく、
隣家の縁の下が丸見え。

流しの取り外しにかかれば
その下から半円に残った井戸がでてくるとか。

大工さんも呆れるやら怖がるやら。
井戸は皆一様に扱いに困るということで、
そのまま同じように新しい流しを置き蓋をします。

その位置は大昔おくどさんだったんでしょう。
前の借主が作業所仕様に中途半端に改装したようです。

入居者の入れ替わりも適度にないと
建物の構造部分にチェックが入れません。

今回は連棟で土壁が剥がれてはいるものの、
柱は大丈夫で一安心です。

先日の同じような古い店舗現場では
柱が腰下あたりまで腐って
中ぶらりんでした。

また借主の改装工事と大家さんの責任範疇である
躯体補強工事を分ける為にも、
改装は工事着手前に大家さんへ
内容説明と承諾をとることを
お薦めします。
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査定は有料!

2010年04月14日 | 不動産評価について
京都不動産コンサルタントのブログ

さすがに中古マンション相場が活況ということ、
そして年度末ということもあり
3月は「有料の」査定依頼が重なりました。

当社では不動産の査定は基本的には「有料」です。
金融機関、司法書士さんそして各種NPOさん等
からのご紹介がほとんど、
だからこそ有料ということです。

不動産鑑定士さんに依頼となると
時間と費用がかかる、
手っ取り早く相場観がつかめればいい、
という需要にマッチしているのでしょう。

それなりの報告書で体裁を整えれば
充分各種用途に利用できます。
いやできると信じています。

しかし、あくまでも「不動産査定」ということであり、
公に流用できるものではないという点、
注意です。

今回の査定でも1件は相続時の評価基準であったり、
もう1件は資産の単純査定が主旨のようでした。
たまたま1件は販売までの依頼に発展していますが
査定のみのケースが多いですね。

無料査定とは一味違います。
ぜひご活用を!
とコマーシャルしておきます。
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リース契約の輪転機

2010年04月08日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

昨日はリースアップの輪転機が
搬出されました。

2色刷りしかできないこと、
利用頻度が少なくなっていること、
2年延長するもこの辺が見切りか、
ということで決断。

今後はアウトソーシング
ということになるでしょうが、
複合機はヤフオクで成功した実績もあり、
ゆっくり掘り出し物を探っても良い。

しかし今回初めてリースアップの
現品回収作業を経験し、
改めてリース契約の不合理性を認識した次第です。

まずは、
知り合いの会社に譲る為に買取りたいといっても、
廃棄処分するのでダメ。

そして、
引き取りの車両配送料はもちろん
階上であればビル玄関口までの搬出作業代も取られます。

所有権がリース会社ということであれば、
自分の所有物を撤収させるに回収費用を使用者からとるのは
筋が通らないと思いますが…

契約書に謳っているというが、
当初そんな煩雑な条文を営業マンがするはずがない。
しかもリース会社の人間って未だかつて
会ったこともない。

この辺にリース契約の瑕疵が見えているが、
関係者の抗弁があれば・・・・
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アパートの売り時は?

2010年04月07日 | 収益マンション
京都不動産コンサルタントのブログ

アパートを建てて5年ということですが、
現在順調な経営をされて
何も問題はないと思います。

たしかに不動産の譲渡課税は所有期間により変わり、
5年未満の場合で譲渡益に対し39%(9%の住民税込み)かかり、
5年越えの場合では同じく20%かかるということで、
税務上は5年が一つの区切りにはなります。

そして税務上はあくまでも
「儲かった」部分に対しての税金なので、
経費に組み込む費用が大きな要素です。
この経費の使い方も戦略の一つですね。

また「売り時」の件ですが、
これはほとんど個別事情の問題ですから難しいですね。

売却コストを考えると、
収益性が高ければ高いほど
手放すにはもったいないですね。

将来、賃貸事業を伸ばすなら当該物件を収入原資として
2棟目3棟目という考え方もできます。

今からでも
将来の事業計画(収入支出予測)を立てることから始めましょう。
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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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