京都不動産コンサルタントの後見ブログ
またもや我お師匠さんやってくれました。
全国初の成年後見コールセンター。
http://www.kyoto-koken.net/topics/2014/117/
次から次と色んな手を打ってきます。
私も一応相談員で名を連ねていますが、
本業で見習いたいものです。
しかし、いつも私の本業の動きもチェックしているのか
私の新聞報道記事もさりげなく話題にしたりしています。
お互い緊張感を持って高めあえれば、
光栄であり嬉しいことです。
近年の社会情勢を如実に表しているといえます。
身寄りのない単身世帯が増えてきているということでしょう。
先般のニュースによると、
成年後見人の申立人の内訳で
市区町村長が驚異的な伸びを見せているという。
この10年で本人からの申立ても3.4%から約2倍に増加、
そしてその市区町村長からの分が1%から10%と
10倍増なのです。
逆に配偶者や親親族からの申立てが減少しているといいます。
2000年の成年後見制度発足以来、
我市民後見センターの内藤健ザブロー先生も
各都道府県での申立て書類の違い等指摘していますが、
少しずつ制度の認知度が高まってきたようです。
本人からの申立ても然り、
行政も「隗より始めよ」ですね。
認知症や判断能力のない者との契約行為では、
後で契約の取り消しにもなりかねない大きな問題です。
不動産業者には慎重な見極めが必要となります。
昨年来売物件であった不動産の売主さんが意識状態で
入院ということになりました。
まさにその時、買主さんが現れ、
通常であれば後見人の選定そして代理契約という段取りで
問題は無いのです。
しかし、その通常が通常でないケースもまた多い、
現実そんなものですね。
今回も近所、近親者、入院前からの看病と、
後見人の要件にぴったりの人物にもかかわらず
その本人さんが受託したくないとの意思表示を出したのです。
深い内情は察する由の無いことであるも、
表向きは「手続きの煩雑さ」「簡単に解除できない」
ということです。
ご自分で家裁に行き確認してのことだというから
余程ずっしり手続きがこたえたのでしょう。
ということは、
当該物件は売るに売れない物件、
買うに買えない物件ということになってしまいます。
本人さんの意識が戻るまで買主さんが待って
いただけるのであれば・・・
いないよね~待ってくれる人て。
入院ということになりました。
まさにその時、買主さんが現れ、
通常であれば後見人の選定そして代理契約という段取りで
問題は無いのです。
しかし、その通常が通常でないケースもまた多い、
現実そんなものですね。
今回も近所、近親者、入院前からの看病と、
後見人の要件にぴったりの人物にもかかわらず
その本人さんが受託したくないとの意思表示を出したのです。
深い内情は察する由の無いことであるも、
表向きは「手続きの煩雑さ」「簡単に解除できない」
ということです。
ご自分で家裁に行き確認してのことだというから
余程ずっしり手続きがこたえたのでしょう。
ということは、
当該物件は売るに売れない物件、
買うに買えない物件ということになってしまいます。
本人さんの意識が戻るまで買主さんが待って
いただけるのであれば・・・
いないよね~待ってくれる人て。
京都不動産コンサルタントのブログ
脳梗塞で倒れ意識が回復していない父名義の家を
勝手に建て替える事が出来るのでしょうか?
とのご質問です。
お答えの結論としては、
お父様名義の不動産やお金を勝手に使うことは
ご承知のとおり法的には良くないことです。
まずは相続人さんが複数いらっしゃる場合は
皆さんでお父様の財産処分につき
話し合いをもたれることが先決ですね。
その上で後見人の申請を家庭裁判所へ行いますが、
その申請人が法定後見人として認められるかどうかは
判りません。
また、この選定された後見人の権限や責任の範囲は
家庭裁判所が決め、
後見人の行った仕事・行為は
最終的に家庭裁判所に報告させるようになっています。
後見人だからといってオールマイティーではなく、
最終的には相続財産の利害調整は
当事者間の話し合い又は裁判による、
ということになると考えるべきです。