京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

不動産コンサルタントとは・・・シリーズ3不動産コンサルティングマスター編

2013年12月30日 | 不動産コンサルティング
京都不動産コンサルタントのブログ

シリーズ第3話です。

「これから不動産コンサルになりたいという方も
いらっしゃると思いますがどうしたらなれますか?」


「それは不動産コンサルティングマスターの資格を取る
ということですね。」

「確か年1回10月でしたか、
宅建と同じような試験ですか?」


「受験資格は宅地建物取引主任者、不動産鑑定士、
そして一級建築士の資格を持っている人です。
試験科目としは、
不動産コンサルティング実務・事業、
経済・金融、
税制、
法律、
建築の5ジャンルになっています。」

「最近は試験対策用の教材もあるようですよ。」

「半年1年くらい勉強されたのですか?」

「もう記憶が定かではないのですが(笑)
勉強した割に簡単だったような記憶だけはありますね~
合格率は20数%くらいでしょう。」

「ちなみに、資格ができて 20年余り不動産コンサルティングマスターと
認定されている人が現在約1万5千人ほどいるとのこと。
結構いるんです。」

「不動産コンサルティングマスターは、
いわば不動産のプロ中のプロといえる方々です。
一般社会や消費者にとっても、
この資格の重要性が高まっているともいえますね。」

「合格者が不動産コンサルティングマスターの登録をするためには、
宅建主任者資格又は不動産鑑定士や一級建築士の登録後、
5年以上の実務経験が必要です。」

「なるほど、
登録にも条件があるんですね。」


「いや~、宅建と同じように更新もありますから、
登録や更新でと経費がかかりますよ。」

「更新もあるんですか?
やっぱり宅建と同じみたいですね。」


「私は5回更新しています。
いつだったか5年更新になりましたから助かりましたが、
タダでは更新してくれませんから。」

「有料講習を受講する、専門誌を購読する、
レポートを書く等から選択させ更新できます。
私は毎年レポートというか研究報告のようなものを提出しています。」

「お金も手間もいるということですね。」

「まあ原稿用紙2枚程度で自分の考えていることや
コンサルの意義をまとめるというものですから
そんなに難しくもありません。」

「不動産コンサルになったらやるべきことは何ですか?
やはり集客ですか?」

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不動産コンサルタントとは・・・シリーズ2有料査定って?

2013年12月25日 | 不動産コンサルティング
京都不動産コンサルタントのブログ

第2話です。

「査定がなぜ有料なのかということですが・・・」

「当社の査定が有料なのは、
この不動産売りたいのですがいくら?といった査定ではなく、
評価査定額を各種データに基づき報告書を
書面提示するものです。」

「その査定に基づいて相続や役所提出書類に
有効に利用していただいています。だから有料なんです。
もちろん販売の参考にして頂こともできます。」

「そして、不動産の有効利用・活用する場合、
その不動産の評価により利用方法が左右されます。
例えばあまりに評価が低いと
投資効果が無いということにも成りかねませんね。」

「ですから、
結構査定評価で決着・問題解決する案件も多いのです。
まあそれだけ大切な業務だということです。」

「なるほど納得です。
その他HPでも紹介がありますが・・・」


「そうですね。
あとは、契約の立会い、
融資のアドバイス、
契約書作成等業務を細分化しお客様の必要なところだけを
依頼できるようにしています。」

「最近の相談でも、意思疎通がうまくできないケースですが、
不動産契約に行ってそのまま押し切られてしまわないように、
との想いでしょうが契約の立会い依頼も増えています。」

「融資のアドバイスというのは?」

「そうですね。
まずは各金融機関の特徴を説明し、
それに見合った戦略を立てるということですね。
個人的背景により相談する金融機関は違ってきますから。」

「結構幅広いんですね。ベースには査定があって
そこから広がっていくというイメージですね。」


「仰るとおりです。
昔は不動産業者といえば、不動産を買い取ったり仲介で
物件が動いて初めてお金が発生するという、
切った張ったできてなんぼの世界でした。」

「私共は出来高制、オーダーメイドの業務依頼制でどうでしょうと、
これはお客様にとっても業者にとっても、
どちらもリスク軽減に寄与すると自負しています。」

「想いは伝わってきます。」
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不動産コンサルタントとは・・・シリーズ1

2013年12月20日 | 不動産コンサルティング
京都不動産コンサルタントのブログ

先般、ある情報商材の取材で作成された音声記録を
書き起こししました。

コンテンツは膨大なものでしたが、その内、
「不動産コンサル」についてをピックアップしました。

今後しばらく「不動産コンサルタント」「不動産コンサルティング」
「不動産コンサルティング業」について、
個人的な見解と業務についての対談を連載します。

まずは第一話、
不動産コンサルタントのお仕事内容についてです。

「御社の普段の業務内容をお伺いします。」

「私どもはこの不動産コンサルというものは不動産相談士
だと常々言っています。
不動産に関した問題の対処方法をアドバイスするということです。
そのアドバイスに対しフィーをいただくというスタンスです。」

「その中で問題の基本となるのが、
不動産の査定・評価ということになります。
全ての問題はここから始まるとみていいくらいです。」

「売りたい人が自分の物件は幾らになるかということですか?」

「いいえ、違います。
そういう査定は無料でやっているところがいくらでもありますね。」

「確かに、
よくチラシで入っています(笑)」

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バーチャルオフィスで毎日新聞の取材でした・・・

2013年12月07日 | マスコミ取材関係
京都不動産コンサルタントに取材がありました。

趣旨は昨今話題の「送り付け商法」の巣窟になっている
との悪評もあるバーチャルオフィスの件です。



先日の送り付け商法業者逮捕記事に
かぶせる所謂「うすめ記事」の予定だったもの。

それが当日スペースがなくなり、
先送りで今回特集記事となったとのこと。

私の主張は、
バーチャルオフィスにはインキュベーター的な役割・
起業家育成的な面がある、というものです。

金融機関の煮え切らない融資スタイルは、
この金融緩和の大合唱時、あまりといえばあまりです。

起業する方に対する融資ノウハウがないのでしょうが、
資金面で問題を抱える起業家は多いです。

その意味ではバーチャルオフィスは
ある一定の役割を果たしていることも事実です。

毎日新聞さんの多面的な情報を掲載するという趣旨、
賛同します。

この担当記者さんからの催促もあり、
まもなく書籍出版シリーズ第3弾で
「バーチャルオフィスの裏側」(仮称)を発売予定です。
ご期待ください。
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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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