ご質問は、家を売るのと貸すのとどちらが良いか?
という大テーマですが・・・
状況としては、ご主人の実家の近くに引っ越す事になり、
購入して5年になる家を何とかしたい、
売った方がいいのか貸した方がいいのか教えていただきたいとのことでした。
この種のご質問も詳細状況は違うものの、
多いですね。
しかし、今回もそうですが大多数の方で共通するのは、
現在の金融機関又は国の政策的指向性で、
①物件価格の100%以上の融資を受けられているということ、
②超長期借入期間であること、です。
このような条件でも長期間ライフスタイルに変化がない
ご家庭であれば全く問題はありません。しかし、
今回のように短期間で起こる変化に対し不動産は
総合的な意味で「重い」です。
不動産も人生もロングスパンで考える必要性があります。
具体的に言えば、
35年ローンでは返済スピードは遅く、
5年ではほとんど借入金額は減っていません。
不動産市況にもよりますが、
相場の下落や建物償却スピードが勝るかもしれません。
そういう状況下で、
賃貸に出すということは将来に対しての負債の先送りに
なりかねないと考えます。
直近では不動産の有効利用・民泊転用がブームです。
これにしても長期視点で考えるべきもの、
個別的物件属性で考えるべきもの、です。
物件があるから民泊にするものでなく、
民泊用の物件を求めるものです。
今、考えるべきは、
不要不急の不動産は即売却することです。
売却損が少ない今、
思い切って売り実現益(損)を確定させることをお薦めします。
お近くの良心的な不動産業者さんに相談してみては如何でしょう。
今まで地方自治体が個別に運営する「空き家バンク」を
全国の空き家や空き地情報として集約し、
この情報を国交省が一元化するという。
インターネットで検索しやすくすることにより
広範囲な情報を提供できると。
これはもしかして、
先日の民泊解禁のニュースとそっくりではないか?
地方(保健所)が提供するサービスを国交省が取り上げ緩和する、
民泊の(旅館ホテル業)規制緩和と同じやり方です。
地域密着の地方自治体でさえ、
特に個別事情の多い不動産を取りまとめることは
至難の技でしょう。
まとめに掛るついでに、長年の懸案でもある、
近年とん挫している業界専用サイトのレインズシステムの一般開放、
これも視野に入れているのかなぁ・・・
先日の読売新聞夕刊です。
三角縁神獣鏡が大量に製作されているという。 笑
福井で三角縁神獣鏡は、そんなに、出土していません。
でも、この古代史に対しての啓蒙や取り組み、
新たなファンの創出という意味では
大成功のようです。
チョコット?だけでしょうか?
福井市郷土歴史博物館さんヤリマシタネ~
三角縁神獣鏡の聖地、
橿原考古学研究所がんばって~