枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

潮の渦巻き

2011年05月01日 | Weblog

 地球の自転と公転に、潮の満干潮、月の満ち欠けや、引力、遠心力などが影響して、鳴門の渦は巻くそうだ。今日は大潮。月は、明後日が朔である。難しい数式はわからないまでも、地球に与える影響の大きさは、なるほどありそうだ。其々の惑星が、軌道上を狂うこともなく周っているのも不思議なこと。

 チューリップの双子が咲いた我が家ですが、なんと三つ子もあったようです。タンポポの双子も新聞で見た。地震の多い年には、異変が色んな形であったり、種類であったりするらしい。薀蓄小父さんによると、そういった球根は、予め撥ねるのだそう。つまりは売り物にならないのだ。店先でも、1本の茎には、1つの花と決まっているらしい。

 薀蓄小父さんは、1本の茎から2つ咲けば、随分とお得ですね。と言われていたが、品種の変わり種は間々あるらしい。どっちでもいいよね。チューリップはチューリップです。これが桜が咲いたり、すみれになったりすれば、ちょっとは困る。いやたまげるけど・・・ 人間の都合勝手で作られるのは真っ平でしょう。

 五月は別名が皐月ですね。この月には、籾種をかし、苗床を作る。早い所は田植も終えている頃です。早生だと台風の来る前に刈り入れる。晩生は、当たり年には、散々な目に遭う。それで思い出すのは、祖母の組んだ羽出足は、刈り入れた稲束を架け、台風が来ても倒れなかった。父が力一杯に田に組んでいても、どういう訳か倒れる。或いは折れる。

 祖母の組んだ処は、何故かびくともしなかった。今、その訳がわかる。祖母は、風の通り道を予測していたし、羽出足を立てる場所も選んでいたのだ。また、そのバランスも実によく考えていた。そうして組んではいけない場所へは、絶対に立てなかった。二度手間や労力や時間も節約していた。宇宙を観、風を読み、土の状態をよく知っていた。

 春先の寒い日に、湯たんぽの上で眠っている銀河。ちゃっかり鼾までかいていた。

コメント
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