宇宙に星が観えない。昨日は、北極星がちらっと観えたが、暑い雲に覆われてしまい、じっと眼を凝らせど、行く手を遮られる。どうもね、星が観えないと不安になるんだ。雨が降るかと思えば、翌朝は天気だし、首を傾げてしまうよ。何か、つかみどころがなくて、心が波立つ。
挙句に、思えるのは最悪のことばかりで、ついため息が出てしまう。自分で考えておきながら、なんとなく居心地が悪い。得体の知れない物が、好物に紛れて口に入った。と言うか、妙な気分である。未来への警告かな?そういった針の穴のような不安が広がっていく。
生協で買った枇杷の実は、どうしてこう美味しくないんだ?皮も果肉も硬い。果汁は少ない。甘味が足らない。4個入って¥500たあっ、高いでしょ!我が家の枇杷を食べてみて。こんな紛い物じゃないよ!それでもデパートのは流石に美味しかった。
一体に、何処の農家が契約しているのか?全国の生協ではないが、地方にいけば悪質と言うのは許せない。以前にも、商品とも言えないような物を、注文したら届けてきた。これで信用しようなど以ての外だ。生産地の表記は勿論だが、生産者がわかるようにしてもらいたい。
枇杷には化学肥料は要らないし、農薬もかけない。そうしないと実が硬くなり、甘味が少なくなる。確かに見た目はきれいかもしれない。商品価値が劣るのかもしれない。だが、よくよく考えてみれば、枇杷本来の味を知らないで、枇杷の価値が下がれば、元も子もない気がする。
4月の三日月。本屋の上空に浮かんでいた。淡く輝くさまに、ついシャッターを押した。こういう時の携帯は便利ですね。