枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

甍の波・・・

2011年05月03日 | Weblog

 日本での日本家屋が少なくなった。木の香りのする、畳の匂いのする、自然の風を感じる家を見かけなくなった。田畑を潰して、家を建て、百姓をしなくなった。労力に値する儲けがないと言う理由で。蛙や蛍がいなくなり、殆どの品種の絶滅の危機。農薬散布で、複合汚染に拍車をかける。季節になればいづる虫の異変も見られる。

 人間は、酸素が必要で、植物は二酸化炭素が要る。共存の掟には、それらが上手く折り合っての生活ができるよう、自然界は創られていた。地球の資源に目が眩み、自国の物だと譲らずで、諍いを、小競り合いを繰り返し、恩恵を受け取るどころか、唾を吐きかけている。人間の命も大切ならば、一寸の虫にも五分の魂である。

 新聞の記事を見る度に、人間として生きるなら、もう少しは身の程を弁えることはできないものか、空恐ろしくなる。なんともお粗末です。自分自身の生き方でもあるのですが、中途半端というべきか、生半可ないい加減さに、息ができなくなる。放射能の数値を日々公開する義務と、原発を停めての管理状況を、必ず実行して頂きたい。

 原子爆弾の平和利用など、ありようもないのです。しかも、未来を背負う子ども達が、何等かの影響で被爆しては、地球の未来はあり得ないでしょう。世界各国での人間の手に依っての被爆です。宇宙人がお土産で置いていったものではないのです。劣化ウラン弾での被爆も、アメリカが造った爆弾が原因です。被害は、一番弱い者に向かうのです。

 Aさんちに、お孫さんが誕生され、その健やかな成長を願いました。赤ん坊にしては、凛々しい容貌で、その笑顔には周りの誰をも和ませる、光が満ち溢れています。母親の胎内に宿っている時、その子の未来を垣間見たような気がした。雄々しく心豊かに、慈しまれる人へと育ってください。数分の間に、何度も笑ってくれました。

 3月に撮った、上弦の月です。旧暦に照らし合わせてみると、月や太陽の役割がわかり、地球への影響に驚くことがある。

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