枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

神無月、小雪・大潮

2018年11月22日 | Weblog

 二十四節気 寒気つのり、雨凍って雪となる意味で、小雪と言う。この頃より、風も寒冷の気を運ぶ。毎年、十一月二十二日頃である。天気が良く、気持ちの好い日でも、蒲団を干すのは間遠になる。午前中の数時間も、風の冷たさに負けて、折角干しても膨らまない。事実、昨日までが干し収め。

 真冬の間は無論外には出さないが、立春を過ぎても、時雨はあるので、如月も中盤にならないと干せない。その頃には、春一番も二番も吹いて、大わらわでもある。季節は廻り、春に浮かれていると、初夏が訪れる。日本の風土を有り難く思い、四季のあることに感謝する。冬の盛りを咲く枇杷葉。

 今朝は予想通り雨になる。休みで休養を取った筈が、身体が動きたくないのか、疲れが残っているのか、出勤したくない気が過る。働かねばならないのだが、理不尽なことに遭遇すると、腹の立つのも忘れて、ため息ばかりが出る。厭な世の中になったものだと思いつつ、これで増税ばかりなのも。

 気力が回復しないままに出勤する。上司が1週間の出張から帰っており、無事なこととお土産の礼を述べる。口は動くが身体はだるい。然し、業務であるので遣っていく。でも、職員二人での業務ってきつい。向こうには4人も居る。妊婦だからって、出来ることもあるよ、勝手都合が多過ぎるわ。

 途中で帰ろうかとも思いつつ、大人げないと踏み留まるが、源泉徴収の記録も、提出日までに、きちんとしておきたい。それをわざわざ聞いておいて、業務中にするのは違うよ。仕事に来ているのでしょう。その空白は誰が補うの?段取りも何も考えずに、これで給料を貰う資格があるんだろうか。

 真面目に、正直にする方が莫迦かもしれない。でも、介護の仕事は、心で寄り添いつつ、共同生活を送ること。その人らしくを大切にして、其処に居られる手助けをしたいものだ。時間ばかりを気にするのでも、当たり前の日常を、穏やかに過ごしてもらい、自分の好きなことを、楽しんで貰いたい。

 掃除当番であったので、居室の中を拭いていたら、お菓子の食べこぼしがたくさん出て来た。入歯なので虫歯にはならぬが、口の中がベトベトである。尿臭と混ざっており窒息しそうだ。毎食のご飯もおかずも残すので、食べてもいいけど、病気になるよ。と話す。明日になったら忘れてしまうのね。

 初秋の天に懸かる月。昨年には木星が観えていたと思うが・・・。宇宙を眺めるのは愉しい。

 

 

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