枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

如月、朔・大潮

2019年03月07日 | Weblog

 春雨である。音もなく天から降りてくる雨粒は、やさしくて温かい。庭の花々もうれしそうで、何だかこちらもうれしくなる。でも、新聞に眼を通すと、歯切れの悪さに複雑な思いを抱く。保釈金が10億円?ある所には有るんですねぇ、我々庶民の低所得者とは雲泥の開きがある。私腹を肥やした者勝ち。

 リエさんに連絡を入れ、赤穂浪士が討ち入りして、泉岳寺まで歩いたとされる道を辿る計画は、思うようにはいきません。ひたすら歩きたいのを、途中での寺参りもと話すが、さてさて如何なることに。宮部みゆきさんの文庫では、細かい部分が欠落しているらしく、リエさんの検索しましょうとの提言有。

 元禄時代の、鎖帷子は無理だが、赤穂浪士は水を飲むぐらいで、泉岳寺まで歩き通した。然も、怪我をしている者や、高齢者も居たと言うのに、歩かせたのは、主君の無念さを思っての事か。そこまでの心境にならねば、遊覧気分では行かぬ方がいいのかもしれない。尤も、旧暦での雪の中の行進は断念す。

 予定は刻々と近づき、日曜日の決行になる。リエさんとしーちゃんへの負担も強いるのに、二人でこちらが迷わないようにしてくれると言う。赤穂浪士討ち入りツアーもあるとかだが、何時でも企画している訳でもなかろう。酔狂なわたくしめに付き合わされる、二人に深く感謝する。行程4時間かかる距離。

 平成13年発効だし、歩いたのは平成6年である。如何ほどの信用かと言えば、全くない。道路状況も甚だ変化を遂げ、状況も定かではない。無謀であった。宮部みゆきさんを責められない。東京であり首都なのだから、あっという間に変わって当然な都会なのだ。田舎でも工事が行われて、急激な変わりよう。

 寒い日である。曇っているのに薄日は射しているが、風が強くて飛ばされそう。左肩が痛くて、今朝は蒟蒻を温め乗せた。その恰好で図書館に出向く。返却と貸出しで帰宅する。友人が来る日で、頼んでいた醤油を持って来てもらう。寅醤油の味が、一番合っているので、無くならないようにしているのだよ。

 適度な雨量と陽射し、気温になって、クリスマスローズが次々と咲いている。フリージアもそろそろかしら?それにしても、水仙がさっぱり咲かない。茎は伸びているが、どうして蕾が出ないのか。場所が悪かったのか?植えた年には咲いたのに。球根にも依るのか?それとも毎年買わないと、咲かないの。

 月を眺めていると、何だか其処迄翔けて行けそうになる。背中に翼を持たぬのに、心が彷徨う。

 

コメント
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