JRも人件費を倹約するのか、ネットでないと切符の予約が出来ないようだ。知らないとはいえ、そういった機械が使えない者は、出掛けられない。ややこしいと言うか、面倒なと言うのか、さっぱりである。駅に問い合わせての素っ気ない返答に困惑。可笑しい話である。個人情報の危機。
昨日の曇り空とは、打って変わっての晴天で、それでも10時を過ぎるまでは待ち、蒲団を干す。雲は多いが、気持ちが好い。今朝は散し寿しを予定していて、ご飯を混ぜたり、きぬさやを切って茹でたり、具彩を入れ込んでいく。昼食に間に合うように話しているので、11時過ぎには車に。
施設は、丁度昼の用意をしており、何かと慌ただしい。皿に盛っていきながら、同僚を探すが見当らない。何処に行ったんだ?姿が見えないので、部屋のカーテンを直していたら、休憩時間で出ていたらしい。えっ!ご飯食べてた。それなら連絡ぐらいできるでしょう。無理に食べなくても。
こっちは、朝から時間に間に合うようにして、急いで家を出て来たものを。信じられない行動である。もう少し、相手のことも考えてからにして。心配り、相手を思い遣る仕事をしている割には、思慮が浅いし、能天気な行動。事前に話していないなら兎も角、ちゃんと伝えているのにです。
日中の陽射しも軟らかくなり、気温も上昇気味で、庭を見回っていると、通草が蔓を絡ませ放題になっている。自然の成り行きだからいいのだが、通せんぼになっているのもあり、巻き付いているのを解く。その後は、空中に絡まるようにしておいた。枇杷葉は、雪で枯れてしまった花芽も。
結実しているのもあるが、寒さに弱いので枯れるようだ。この時期に、花の咲いているのも有。同じ花芽でありながら、場所に因ってはずれこむのか。枇杷葉の奥の深さにたじろぐ。毎年、新しい発見をする。自然界への畏怖に他ならずで、枇杷葉にとっては、当前のことなのかも知れぬ。
温かいので、網戸にしていたら寝転んで、足に纏いつく。甘えて啼く。抱っこであるが、知らぬ顔をしていると、手の爪でちょっと引掻く。そうして徐に顔を見上げて擦り寄る。抱けば重い。実際に、ちょっと抱いているだけで、腕がだるくなる。何キロあるかは定かでないが、しんどいねぇ。
夕方になってくると陰るので、少し冷え込む。携帯懐炉は常備しているので、すばるのために暖房を点ける。勤務をしていたら汗ばむこともあるが、自宅では動かないのでひんやりとする。陽溜まりを求めて、移動していく。これではすばると一緒ではないか。飼い主に似るのか?寒がり相は。
昼寝から目覚めたところ。猫の寝惚け顔、人間とも然したる変わりなしで、意識しないからか。