寒さがぶり返して、鶯の声も聴けずである。昨今には、雪は衰えたが、一昨日には雹が降ったし、気温も安定しない。健気に咲きつつある、クリスマスローズには被害はなかったようだが、枇杷葉に打撃は大きい。気の早い新芽の出始めたのが、げんなりとしてしまった。初夏の頃になるまでは。
昨夜は、日中の事が思い出されて、寝付かれず睡眠不足だが、勤務であれば起きねばならず、気力を振り絞った。歳を重ねると、ちょっとのことに障害が出て来る。他人のことを考えて等、どうでもよくなる。昨今の事情では、パワハラに値すると、同僚に言われる。然しながら、原因にも由る。
パソコンの調子が戻る。要は、セキュリティ対策を続行しろとの暗示である。まあ、色々あっても困るので仕方ないところ。休みの日に更新しようと思いつつ、本が読みたくて後回しにしている。先日借りた散り椿は、映画になっているとは思わずに読んだが、武士の時代に産まれなくて安堵。
職場では、岡田准一の名前は知っていても、作者や詳しい内容までは答えらない。わたくしの場合は反対で、書籍は知っていてもその道は分らずだ。テレビを観ないので、芸能界はさっぱりで、宇宙人がいるようにしか見えない。マツコ・デラックスの物言いに、時折笑えるが所詮はやらせだよ。
テレショップにも、戦略があるから、あれだけのことが出来るんだろう。以前の自分なら騙されてしまうが、金欠で払えない、買えない物には手を出さないことに。糊口凌げれないと、誰も援けてくれぬので、死を待つしかない。すばるにも餌が遣れなくなる。余分な金はなく、ポストを見てる。
DVDも、以前から観たかったのは買ってしまった。残るは、地底探検とモロー博士の島、ジャンルとしたらSFが多い。蠅人間の最初のが入手したいが、見当らないのは残念。宇宙怪獣ラモックスも、原作とかけ離れているようで。まあ無理からぬことでもあるが、違和感が抜けなくて困るな。
SFに填まったのは、中学時代の頃で、その頃あった雑誌の影響が大きい。アシモフの子守りロボット・ロビィは、衝撃的な作品だった。岩崎書店の少年少女SF全集は、当時SFマガジン編集長の、福島正美の熱意が大きく拘る。NHKの少年ドラマシリーズも、絶対にテレビの前に居たものだ。
どんな分野の書籍にも、個々の拘りが大きくあるが、ファンタジーにも興味を持ち読み更けた。佐藤さとるさんの、コロボックルの話は鮮烈だった。亡くなられて一抹の淋しが心を覆う。末吉暁子さんの作品も、星に帰った少女や、短編集、森のかくれんぼう等、何度も繰り返して読んでいるもの。
寝惚け眼で起き、数分後にはしゃっきとしたすばる。悪戯坊主のヤンチャリカ。10ヶ月頃。