枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

長月・望・大潮

2023年10月29日 | Weblog
 秋の天気は移り気だと云うが、雷雨に見舞われることや雹が降ることも珍しくない。冬支度の前に、天気が続くと霜降辺りには晴天の霹靂が間々ある。暦を見ていれば自然現象の一つなのだが、備えがないと被害は甚大。二十四節気や七十二候、或いは雑記の訪れを知っておきたく思えるのは齢よりの冷や水か。

 今朝も庭の徘徊時に、枇杷葉の枯れた葉や虫食いを落として周る。気温は過ごし易く19℃とありがたいし、先日の雷雨で枇杷苗定植となり青々とした葉に眼を向けた。日々の繰り返される日常をあれもこれもと願わず、与えられたことに感謝であれば運気は好転し覇気も満ちるとも。出会いは別れと云うが哀切。

 月が満月になり、次第に欠けていく様は農事を行う上で重要なことが多いからだ。日本の伝統やしきたりも、各地に因って異なるものの収穫を祈り邪気を祓う風習が根本だ。10月は作物の出来不出来が大きくて、農事に携わるには覚悟も必要と宙を観上げる。個人の考え方は自由だが、作る心意気で差が出るわ。

 天気不安定に時雨るが、枇杷苗はすくすくと育ちゆくのがうれしい。土も草や枯れ枝・葉を積み上げており、程よく堆肥に換っていく。ミミズが媒体してくれるにも自然の叡智を授かってと、話し語らう一時が有難い。天・宇宙からの恩恵は、欲張れば大事な物が流れ落ちて必要でないもので溢れ事態急変する。 
コメント (4)
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