枇杷葉の旬の時期を活かして、茶葉作りをしている。旧暦の師走と寒中時が重なる為、作業に適している。以前には炬燵に入ってしていたが、おいそれと横着気勝り転寝となりゆく。十年前に壊れたのもあり、今は本箱を積んでいて物置状態だ。寒いには違えど、到来時と。
枇杷葉の効能は多岐に亘り、症状への個人差はあるが癒しと援けを行う。民間療法とされ、小石川療養所が設立されて後広まっていく。それ以前にも、秘匿されてではあるが施行されていた。農文協・ビワを育てる には当時の様子が詳しく書かれ、挿絵も丁寧に描かれてる。
祖母が一体何処の誰から伝授されたのかは定かではなくも、薬草の使い方に長けていたのは事実。山の端・際を知り尽くし、症状に因る手当には何が良いかを瞬時に判り対応していたもの。所謂、漢方薬であり処方も微細に知っていた。当時は、無医村で貴重な役割担う者。
民間療法と薬草に頼るよりは、医者に罹り薬を処方される方が目に見える為敬遠される。医者は資格が?多くの症状への対応には経験もあり、視えることも否定できないことだ。それが近年になり、鮮やかに判るのは心を清らかに保てることと実感した。自然への畏怖と恩恵ね。
他人への強制はしないものの、書かれていることに枇杷葉を用いればとの気持ちが動く。気づいてくれれば佳、憂いと癒しをと祈るばかり。リエさんとお茶の水界隈の無能薬店訪問時、ビワの葉自然療法・望月研著作・東条百合子監修 祖母がしていた事例多く掲載に驚愕す。