花を4個を選び黒バックの前に置いて撮影しました。サギ草の形が良くわかるようになりましたね。
鉢植えの場合は自分の好きな場所に鉢を移動して写しましょう。また枯れた花は摘み取り、邪魔な花はクリップや紐などを使って、撮影画面に写り込まないようにするなどの工夫をすれば自分の思い通りの作品に仕上げることが出来ます。
花全体をシャープに表現したい時には絞りを小さく(F16位)しましょう。
このように黒いバックの場合は、カメラは黒いバックが明るくなるように露出を決めてきます。そのまま写すとバックは黒でなくグレーとなり、花は白の中の細かいディテール(調子、階調)が真っ白に飛んでしまいます。白の中の微妙な階調が無くなりノッペラボーになってしまいます。
露出は思い切ってマイナスの1.0~2.0にセットしましょう。そうすることによって、黒は真っ黒、花は階調を持った白に表現することが出来ます。
キャノンEOSKISSデジタルN マクロ90ミリ ISO100 WB オート
絞り F16 シャッター 1/30秒 露出補正 -2.0 三脚使用