毎日が退屈でなんて贅沢かも・・・とにかく院内を彼方此方と歩き回り時間をつぶしておりました。
中には喫茶店、コンビニがあり、たいていの物は揃えられるし、喫茶店でコーヒーを飲みながら外の景色を眺めることも出来ました。
院内から外を見る・・・内臓疾患で無い自分でも外の景色を見るたびに早く家に帰りたいと思う、ましてや長期入院の患者さんにとってはなおさらのことであろう。
私の病室の2~3部屋先は小児科の病室でした。小さな子供たちが何人も入院していて、時々泣き声などが聞こえてきました。その度に他人の子とはいえ可哀想で一日も早く元気になってほしいと願わずにはいられませんでした。
院内ではいろいろな患者に出会います。その人たちの今までの人生を知るよしもありませんが、なんとなく連帯感のようなものが生まれ、お互いに励ましあい、いたわり合うようになります。そしてお互いに一日も早い回復を願っています。
病気になってはじめて知る人の心の温かでしょうか。
ペンタックスキャブリオ3M ISO100 オート撮影