添景人物について
ソニー α NEX-5N 55~210ミリ
こんな風景があった。桜とS字形の道、これだけでも絵になりそうだが、何か物足りない感じがする。
この道に添景になるものが何かプラスされれば、落ち着いた絵になると思う。
ソニー α NEX-5N 18~55ミリ
そこでこの道に添景になる人物を入れることにして、チャンスを待つ。待つことしばし、折り良く女性の二人連れがやって来た。すかさずシャッターを切るが、しかし人物の位置が問題だ。
人物を何処に置いたらバランスが良いのか、そこで近かづく二人を何枚かシャッターを切る。
ソニー α NEX-5N 18~55ミリ
前よりやや近かづいたところ、いい感じだ。
ソニー α NEX-5N 18~55ミリ
もっと近かづく。桜を見上げる人、何かを話しかける人、タイミングとしては一番だと思う。
ここまで数枚写すが、ここでカメラに気付かれ、脇に避けられてしまった。
ある風景の中の添景人物がいかに大切な役割りを持っているかが分る。
数枚の写真を撮る間、如何に相手に気付かれずにシャッター切り続けられるかがポイントだろう。
自分なりのイメージに合った添景人物が登場するまで、気長に待つことも大切だと思う。