七夕と浴衣
七夕祭りには浴衣姿の女性が相応しいと思っていた。
昔から日本の夏は浴衣に団扇、そして縁台に蚊取り線香と、線香花火と云うのがあたリ前だった。
私の父母もそんな夏を過していた。
そんな頃、妹たちは浴衣を着て笹の葉に願い事を書いた短冊を下げ、玄関脇に飾ったものだ。
そんな光景が遠い昔になってしまったが、何処かに郷愁のようなものが有り、この七夕まつりにも浴衣の女性を期待していたが、何人かは見かけたが、ほとんど見ることは出来なかった。
日本の夏の風景が時代と共に遠ざかって行くのは昔人間としては寂しい限りだ。