初詣
今年も我が家では正月飾りと門松を立てた。
門松は、正月に福の神が福を授けに回る時に門松のある所に福を授けると言う言い伝えがある。
昭和の人間としては門松を立てる事は必須の事だ。
初詣の道すがら門松を立てている家は全く無かった。
時代と共に良き風習もなくなって行く。
一抹の寂しさはぬぐえない。
わが家の門松は簡素なものだが立てている。
氏神様の熊野神社に着くと神社の外まで大行列。
20分程して鳥居をくぐる。
このような事は近年珍しい。
社殿迄ではまだ遠い。
社殿には初詣の幟が立つ。
30分ほどで参拝の順が回って来た。
我が家の平穏無事を祈ると共に、世界のあちこちで痛ましい戦争が行なわれているが、一日も早く平和を取り戻し、今年こそは世界中が平穏無事な一年であってほしいと祈る。
おみくじの箱が並び、くじを引く人たちが引き当てた結果を見て楽しんでいる。
縁起物を売る方の許可を得て撮る。
老骨は例年通り破魔矢を購入して帰途に就いた。