撮り方色々
ソニー α7 18~70ミリ
土手の上で比較的平らな場所に咲く花を見つけた。
今回は花の咲く場所を含めた情景的な風景を撮ることにした。
どんな場所にどんな風に咲いているのかと云う事を表現したいと思った。
写真は、左にガードレール、右に川原と云うフレーミングにして見た。
うまくバランスが取れた写真になり、花の咲く情景が表現されたと思う。
この写真はガードレールをカット、川原を多く取り込んだが、花が中心に来過ぎ左が開いてしまった。
と云うのは花を右手前から左奥まで見せたかったためだ。
花を斜めに配し、視覚的動感奥を表現したかったのだが、奥の花が小さくなり過ぎ目立たなくなってしまった。
左1/3を切り捨てるべきだった。
同じ所を縦位置で俯瞰してみた。
花は意識的に画面真ん中に来るようにフレーミング。
手前から奥まで花が並んでいるのが分かるが、真ん中あたりで花が途切れて間が空いてしまい花の連なりが切れてしまった。
そこで同じ場所を中腰の位置ややローアングルで撮影。
手前の花を大きく取り込み遠近感を付ける。
奥の木立とか川原が入り、花の咲く情景がまあまあ上手く表現出来たと思う。
このように同じ場所であっても色々とアングル、ポジションを変えることによって表現効果が変わってくる。
一枚撮影してこれで良しとせず、色々と設定を変えながら何枚か撮影する事が良い作品を生み出す秘訣だと思う。