日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

え? いきなり恋人(^^;)

2010-05-22 09:02:50 | Weblog

 大学のカフェテリアで学生たちがざわめく中、ランチを食べていた。私は渡豪後、丸一年半、「秋葉原」という現地のお土産屋さんで働いたあと、再び学生に戻った。大学資金はバッチリある。 運がいいことにコミッションもたっぷり頂き、(当時は全く人見知りせず、自分を出し切っていて接客上手だったから、外国人も日本からのお客様も喜んでくれた!) 当分、資金面で苦労することもない。 週末には秋葉原から独立したマネージャーが経営するシドニーの他の店で働くことも決まっていた。 そんな私が再び学生になり、一番楽しかったのが大学の構内にあるカフェテリアでのランチだった。

 日本には無いシステムで目を惹いたのは、(…とはいえ今の日本の大学のカフェってどうなっているのか全く見当もつかないけれど) 料理が何種類かずらっと並んでいる。その横には あらかじめ包装されたパンやデザート類がある。学生の中にはパンだけ、デザートだけをさっと取り、レジへ持っていく人もいる。 他の人は? というと、トレイにお皿を乗せて、その中にパスタだけ大盛りにつぐ人もいれば、ベイクドポテト、ニンジン、インゲンなどつけあわせの野菜ばかりを選ぶ女性もいる。 ベジタリアンなのだろうか? バランス良く選ぶ人、要するに欲しいものを選んで盛りつければいいんだ、学生になって初日、一緒にオリエンテーションを受けた人と一緒に私は周囲をキョロキョロしたあと、やっとカフェのシステムが見えてきた。 あんなに色々なものを乗せて、どうやって清算するのだろう、というのが疑問だったが、レジに並んでいる間に疑問は解消された。 パン等は最初から値段シールが貼ってある。これらを除くものは、レジ横の計りの上に置く。 レジの人に学生証を渡すと、グラム数に寄り、「学生対象」の割引料金が表示される。 要するにグラムで料金を支払うんだー! 私には驚きだった! だって、それまでは各メニューごとに料金が設定されているのが普通だったから。 これは初めてみるものだった。 今から13年前のことになる。 

 その、私が凄く感動したあの懐かしのカフェテリアでランチを取っている私の横にはダテ眼鏡をかけたキムタクがいた。 でも、私は全く驚いてはいない。ごく普通に彼の話に耳を傾けている。

 「それでさ、JICAの青年海外協力隊に応募したんだよね。一応、希望国も記入できるんだけどさ、相手国から要請がなきゃ駄目じゃん? ほら、俺の得意分野の音楽の教師とかさ…」

キムタクは、こんな調子で喋っている。 でも、そんなことを全く不思議に思っていない自分もいた。 周囲だって何も気にしちゃいない。 ここはシドニーの、しかも現地の学生ばかりが集うカフェテリアだから、キムタクを知っている人もそんなに居ないのだ。

 「いいんじゃない? 私も高校生の頃に描いた将来のプランの中に、東南アジア青年の船に参加することと、青年海外協力隊でいつか途上国へ行きたい、という夢があったよ。東南アジア青年の船の方は、数年後に紀子様が参加した様子をビデオ撮影していたものをテレビで流したことで脚光を浴びたけどね。 最年少で行きたかった私は11月という絶対に大学を抜けられない時期だったから、諦めたけど。 代わりに学内の短期交換留学に応募して、そっちに夏に参加したんだった。10代最後の記念とハタチのお祝いってことで。 キムタクは確か、彼女にフラレて協力隊に参加したんじゃなかった? ラストのシーンで」

 私がそういうと、「そりゃ、ないだろ? あれはドラマなんだからさ」 とちょっと不機嫌そうな顔を見せた。 しかし、ちょっぴり怒った顔も凛々しくて絵になる。 一瞬、彼がキムタクなのか、ホークスの和田投手なのか、王さんが言うように歌舞伎役者なのか、分からなくなる。 ラジオで聴いた話だと、王さんが初めて早稲田の学生だった和田選手を観た時、きゃしゃな感じでハンサムで、「歌舞伎役者みたいだ」と思ったらしい。 なるほど~である! 

そういえば、以前一緒に「さくら店」で働いた康永君が 「(大声を出したり愚痴ったりすることがなく静かだからパッと見ではわからないけれど) 怒っている時は、なんとなく声をかけにくい雰囲気の西村(前チーフ)副店長」 と言っていたが、昨夜、ブログ友のHawks Fanさんの眼前を通過したときの和田投手の写真の表情と同じだ!そう思った瞬間、香取慎吾くんのようだけど、そうじゃない同じく「さくら」の元上司が目の前に現れた。

すずさん、何をしているのですか? こげん場所で?」

その時の香取慎吾くんの顔は、『店長に会いたいなら、(新店舗まで)バスで行けば?』と言っていたときの表情と全く同じだったため、冷水を浴びたように背中がぞくっとした。

そのときだった。キムタクが世紀の台詞を口から吐いた。

「僕こそ、誰? あ、分かった。 すずの弟さんね。 でもさ、俺達 今、デートなの。 それに、この後、レポートの打ち合わせとかもあるし、プレゼンの準備とかもあるから忙しいわけ。 僕、しばらく席を外してくれない?」

でっ…デート中っすか? すずさん、凄いじゃないですか? キムタクと生デートだなんて羨ましいっす」

私達の背後でそう言ったのは、稲垣五郎くんのようだったが、喋り方はハマグリくんだ。一体、どうなってるの? なんて全く不思議に思っていないのが夢なんだわ。夢から目覚めて初めて驚くのよね。この分じゃ、康永くんも登場しそう…。

「すずさん、カフェへ行ったんですか? 俺もお腹が空いていたから、誘ってくれたら良かったのに…。昨日もビフテキを犬に捕られて自分はカップラーメンで我慢したんですよぉ」 とか、なんとか…。

 目が覚めて、思った…。 やっぱり夢かぁ。でもいい夢だった。 3日も欠勤してしまったあと、3日頑張って仕事したご褒美をきっと神様が下さったのだ。昨日は遅番の早出で、10時間頑張ったあとの公休日。 ゆっくりと夢を堪能できた!

 

 キムタクを初めて知ったのは、「あすなろ白書」というドラマだった。ダテ眼鏡をかけた、とりで君、という。 わき役の「とりで君」の方が存在感があると思って見ていた。 ジャニーズとは全く知らずに、ドラマの中の「とりで君」のように友人達を気遣う好青年に惹かれたっけねぇ。 「とりで君」は主人公の女の子にフラれ、青年海外協力隊員になるのだ。 そのあたりが夢に出てくるところが面白い~よね

福岡出身、元、チェッカーズで大人気を誇ったシンガーで、最近、「今年はやらんといかんばい」を歌っている藤井ふみやが歌う、「True Love」は シングルCDを買った。 好きだったのよね、それだけ。

 夢って目が覚めると忘れるものだけど、キムタクといきなり恋人になれたことは前代未聞。だから記憶に残る夢として、ここに記しておきましょう~。何かいいこと、あるかも? 

すず

 

追伸: 忙しさと体調不良もあって、12日ぶりの更新となりました。その間も変わらずご訪問して下さった100名前後の皆さま、心から御礼申し上げます。 これからも宜しくお願い致します。

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