ゆうちゃんの夏休み（最終回）

　夏休みシリーズ最終回です＾＾　その前に・・・

多村選手、先制2ランありがとう～　タムのお陰で一昨日までゲーム差なしで　ホークス、ロッテ、西武の3チームが1位に並ぶという　すっごい事になっていたパリーグ　昨日、始まったホークス、マリーンズの直接対決でタムがホームランを打ち、ホークス勝って、単独首位にっ　嬉しい～ですね。ホークスファンの皆さん。　昨日は8時半から仕事で、入浴介助担当日。そのまま残業で19時まで食事介助と口腔ケアまで仕事をし、そのまま会議に参加しバスで帰宅したときには21時を回っていました。だから試合は観ることができなかったのです。今夜もオフではありますが、前職場へ午後から出かけますので、試合は最後の方しか観れないでしょう。でも、心はホークスと共にあります　いつも応援していますよ～


　おばあちゃんの誕生日会が終わった後は、残ったお料理を皆で…勿論、ゆうちゃんも、お皿に盛り、２つもある冷蔵庫に運んでいきました。　ゆうちゃんが盛ったお皿はタワーのようにてんこ盛りです。なかなか上手ですねぇ。　満腹なのでしばらく皆でお喋りしたり、ゆうちゃんと私は「飛行機ごっこ」　これは、ゆうちゃんが考え出した遊びで、おばあちゃん専用の椅子を飛行機の操縦室に見立てて、その後ろに丸椅子を並べます。　ゆうちゃんお気に入りのカメのぬいぐるみ2つを乗客にし、ゆうちゃんが操縦士になって　「では、今からオーストラリアへいきま～す！」　なんて言いながら遊んでいました。　其処へ私も加わったというわけ。私が遊びに加わると　ゆうちゃんも張り切り、操縦士でありながらフライトアテンダント役も務め、「機内サービスのお茶です！」なんてことまでやってくれました。更にはこんなものまで。
実際に飛行機に乗る度に、「未成年だからアルコールは駄目ですね。にこり」なんてフライトアテンダントさんに言われること、数えきれないほど…な私。　32歳の未成年かぁ…複雑だなーって思ったもの。ゆうちゃんと一緒に沖縄、北海道へいった時も飛行機に乗りましたが、国内線ではアルコールのサービスはありませんからね。ゆうちゃん、2歳の時にすでに、「茶！」とアテンダントさんが通ると注文していました。立派です！　そういうわけで、飛行機も乗り慣れているのか操縦士役もハマり役です！

こうして1時間半程遊んだあと、私と一緒にお風呂。　ゆうちゃんと一緒に入る「おばあちゃん宅のお風呂」は久々～。
「ここ、（浴槽が）深いねえ～」と喜ぶゆうちゃん。
お風呂から上がって、お休みなさい。寝たのは23時でした！！！　（遅いんだけど）

　翌朝、7時半起床。
朝食のあとは、再び昨日の続き。飛行機ごっこ。
「昨夜はお姉ちゃんをオーストラリアやら、ハワイやらに連れて行ったね」と、おおばあちゃんも笑いながら眺めています。
今朝は、前日、他の部屋にいて姿が見えなかった妹も最後の方に参加表明！　妹が操縦士役になったのですがーーーー

「お客さま、パラシュートで降りて下さい！」
「え～？この飛行機、墜落するの」
ゆうちゃんと私はパラシュートで飛行機脱出して、この遊びは終了となったのでした。
妹らしい、〆方…。

昼食を済ませると、2時。　そろそろ福岡へ戻る準備を…。私だけ、熊本に着いた翌日、福岡へ。仕事があるからです。ゆうちゃんも一緒に来たがりましたが、（福岡へもう一度戻り、そこから関西へ行くと・・・）　しかし、おおばあちゃんは納得しません。「たった一日だけね？」
しばらく話し合った結果、やはり、ゆうちゃん達と私の母は、そのまま残ることに。
その後、ミニカーで一人遊びをしていた　ゆうちゃん。
突然　つぶやくようにミニカーを押すゆうちゃん自身の手を見つめたまま言いました。

「お姉ちゃん、泣かないでね。冬休みにすぐ会えるからね！」
ゆうちゃんの目には涙が溢れんばかりに溜まっていました

新幹線に乗るため、駅へ向かう私をゆうちゃんも送ってくれました。
この日、夜勤の従妹がわざわざ車で送ってくれたのです。
ともちゃん、ありがとう
妹が指定席の予約をしている間、ゆうちゃんは、「ママ、お金持ってる？　ゆうちゃんも今、新幹線に乗りたい」

こうして「また、冬休みに会おうね！」
改札口を通って何度も振り返ると、ゆうちゃんはずっと手を振っていました。


元気でね、ゆうちゃん

お姉ちゃんより