昨夜、手書きでまとめたのですが、ここにも まとめておくとしよう
経糸(たていと)準備工程 - 撚糸(ねんし) -精練染色(科学/植物染料) -糸繰り -整経(せいけい) -経糸引き込み -試験織り ― 製織 - 仕上検査
注: 撚糸とは 単糸を2本以上合わせ、撚り(より)をかけた糸
注: 整経とは 織物を織るのに必要な長さの総経糸数を取りそろえる
意匠(いしょう)行程 -図案(柄作り、作家もの) - 意匠図(手描き、下絵) - 紋彫り(もんほり) ー 紋編み (約6300枚)
注: 紋彫りとは、型紙に穴をあける作業
着物の衣替え
6月1日~30日 ひとえ 単衣の着物
7月1日~8月31日 薄物(うすもの) 絽(ろ) 紗(しゃ) 羅(ら)
注: 絽 透目(すきめ)を作った絹織物 紗(しゃ) 透目があらく、軽くて薄いもの。お坊さん着用の黒い衣装が紗。 羅 この生地では帯とコ―トのみ。着物は透けるので作らない。
9月1日~9月30日 ひとえ 単衣の着物
10月1日~5月31日 袷(あわせ)の着物
◎織りのきもの (糸を染めてから織る) 紬(つむぎ)など。大島・結城
◎染めのきもの (白生地に柄つけ) 訪問着、 附下(つけさげ)
◎第一礼装 ★黒留袖 (黒地に裾模様) 主催者側
☆色留袖 (色地に裾模様) 招待客側
他にも 喪服、振袖。 五つ紋、重ね着が条件
◎第二礼装 訪問着、附下、色紋付地
◎洒落着 小紋(こもん) 紬(つむぎ) 色無地
訪問着と附下の違い
訪問着は ①白生地を訪問着の形に裁った後で加工する。 仮仕立て。
②縫目に柄の合口が多い(柄合わせ)
③柄に豪華さがある
④八掛付
附下(つけさげ)は
①反物のままで染め、加工する。(反物から作り始める)
②柄の合口が少ない
③柄がシンプル
④八掛なし
博多織(帯工場)の次は着物セミナーに参加し、着物について学んできました。 私にとっては初めて耳にするようなお話ばかり。 流石、人生の先輩である80代のお二人は、「結城ね」 と、着物をみて即答したり… 凄いです! その一方で、私の場合、附下と訪問着の違いどころか、「附け下げって何?」のレベル。 今回、御勉強してきたことで、母の持ち物である着物の内、 (あ~そうか~ 反物から作って貰ったって言っていたから、小倉城へ着ていったあの着ものは附下なんだ。 そして、吉永さゆりと同じデザインだとかっていっていた、あの薄い黄色の着物は(10年前の家族写真で自分が着たあの着物)は、白い着ものに仕立てた生地に色がつくから、出来上がりとイメージが微妙に違っていたりしたと聞いているけど・・・あれが訪問着なんだ ついでにいえば、朝ドラで花子が普段きている、あの小さな柄が着物全体にある、あれは小紋? だよね、きっと。 少しずつ、全く分からなかったお着物について 分かっていくことが ようやく面白くなりかけたところであります
では… 明日の筆記テスト、がんばりまっす
こちらは前回の着物セミナーで頂いたお弁当。おかずたっぷりでした!!