10名前後の人々による『回想記』というスタイルで最初から最後まで書かれた小説でした。冒頭部分だけなのかな…と思いながら読み始めたら、なんと最後まで同じスタイル。これには驚きでした。二人によって交互に語られるというスタイルなら多くの作家がやっていることですが… さださん、大変だったでしょう、人物の書き分けが…と思わず心の中で、つぶやいてしまいました。一年ほど前だったでしょうか? 小倉昭和館で、映画を観賞し、その時に感想は書いたので、ここでは省略します。大河ドラマ「花燃ゆ」にも当時、出演中だった大沢たかおさん主演。同じタイトルの映画、小説、そして曲。個人的には この世に生み出された準にインパクトがあったでしょうか。歌の中で語られる詳しい内容とは反対に、小説の中で元恋人に送られた手紙は、とても簡単なもので… かえって 数行にしたためられた手紙の奥にある医師の想いが深く、重く、受け止められた気がします。 もっと伝えたかったこと、手紙にしたためたかったことは、メロディーに乗せて~ 色々な解釈の仕方が出来るかと思いますが、小説も書く人の手を離れたとたん、勝手に独り歩きを始めますものね。日野原先生が生前、よく語られていた「命のバトン」~小説、「風に立つライオン」の中でも、しっかり次の世代へと手渡され… 感動的でした。
突然、話題を変えますが… 先ほど、NHK SONGSという番組で、「夏によく聴く曲」特集で、湘南etcに たまたまいた人達にアンケートをしていました。サザンオールスターズの曲を上げる人が多いのは、湘南だけに納得ですが、やはり世代が出ますねぇ。加山雄三「君といつまでも」、井上陽水、キャンディーズ「年下の男の子」、中森明菜、杏里…この辺りは、昭和! 最近では、ゆず、Aiko、Mr.Children, 三代目J. Soul Brothers 他、私が知らないグループ。
夏、と聞いて、ふと、思い浮かんだ曲は、Best Seller Summer等、数多くの夏を歌った曲を発表し続けてきたTube。高校の体育祭の応援合戦で、一文字(PL学園が有名だった!)の際、使用した曲がBest Seller Summerだったからかも。日焼けしずぎて頬まで皮が剥けてしまったっけ… 他には 「サマーサスピション 杉山清貴&オメガトライブ」「夏模様 柏原芳恵」…と失恋の曲が続いて… もっと楽しく「夏色のナンシー 早見優」「天国のキッス 松田聖子」かなぁ そしてもう一曲、「探偵物語 薬師丸ひろ子」 最近、というより、この20年? 殆どJ Popsを聴かないだけに、うーん、やっぱり世代が…
ドライブ中に聞きたい曲、とも言っていたので、アルバムのベスト盤であれば、C&A と 村下孝蔵さん☆ですね。特にロマンスカー、好きです