日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

晴れ ときどき猫背 そして、もみじへ 村山由佳

2023-01-15 18:21:50 | 読書

 

 生まれた時から猫がいて、その猫亡き後も、小学生3年の時に迷い込んできた三毛猫がお産。4匹の子猫の内、一匹とは高校2年の冬まで共に暮らした自分にとって、このエッセイは心温まる内容でした。野生児を感じさせる親と子の 親離れ…というものは、自分の猫の間にはありませんでしたが… 

 村山由佳さんの元夫、自然に囲まれた私生活等も初めて知る事ばかりで (当たり前か!)興味深いエッセイでした。

 

 とうとう、最後まで読んでもハリセンボンは出て来なかったぞ! 

あとがきになって、ようやく…❣🤭

 子供の頃、「嘘ついたら、ハリセンボンの~ます! 指切った!」

裁縫用の針を千本、飲まされるのか!?と勘違いしていた子供でした。

ハリセンボンって、威嚇すると針が立つらしいですが、それほど尖った針ではなく、逆に人間の手には簡単に捕まえやすくなるのですね。

市場に出される時は、丸裸にされて、(針を抜かれて)並べられるというお気の毒な…

だから、逆襲かぁ、と納得!

 

 いきなり名古屋飯巡りから始まり、味噌うどん。。。食べたい! グルメに♨ 旅好き著者による、「仕事で旅も趣味の内」って言ってないけど、そういう声が行間から聴こえてきそうな文章を綴るフリーライター、椎名誠氏って、面白い方ですね。 

まだまだコロナ禍で旅が出来ない今、本を読んで旅気分~ 気楽に手にとって読める点も良いです。

 

(今年に入って計8冊。2022年から通すと230冊🤩)

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蒼穹の昴 全4巻 浅田次郎

2023-01-15 17:26:27 | 読書

 

 

 

 

 まずは井沢元彦さんの著書、『逆説の日本史』シリーズの日清戦争編と、黄砂の籠城 松岡圭祐

更には 黄砂の進撃 松岡圭祐 

これらを読んでから 『蒼穹の昴』を読むと、より良く理解できる気がしました。過去に読んだ本にも登場した人々が物語の中で動きまわっている… 春児は創作上の人物なのかな、と思うのですが、(真相は分かりません~)彼のような立場で西太后に仕える者も実際いたのだろうな、と…。

清国の立場で描かれた歴史、大河ドラマといった感じですが、日本人ジャーナリストや伊藤博文も、そのままのイメージで登場。

『死ぬまでに読みたい100冊』の中で取り上げられていたので年末に借りた著書ですが、その言葉通り、読んでおいて良かったと感じました。壮大すぎて、本をすでに返却した今、どこをどう語ったらよいものか… 機会があれば、実態に手に取ってお読み下さいませ。

 

(コメント欄、閉じています)

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恋する伊勢物語 俵万智 

2023-01-15 16:22:20 | 読書

 

図書館が裏表紙にシールを貼っているため、文字が見えず残念! 確か、伊勢物語は高校でも習った記憶があるのですが、平安貴族の恋愛事情がこんなに盛沢山だったとは! サラダ記念日以前は高校の教師をしていた著者による、伊勢物語の分かりやすい解説書であり、現代語訳でもある! 実は、私が昨年から読み始めた古典の現代語訳シリーズで、著者が伊勢物語を現代語訳していることは知っていました。 なので、あのシリーズの本とセットで読もうと思っていたのですが、貸出中だったのですね、きっと。以前は見かけていたので。 借りられずに、こちらを単独で先に読みました。 高校時代、参考書のように傍にあったら良かったなぁ~という一冊。特に高校生にお勧めの書。

 

現代の恋愛なら、こちらの女性作家におまかせ👍

林真理子さんの短編小説集です。これは傑作揃い!

表題作よりも、トップバッターの父親目線で描かれた短編が良かった!

娘も嫁も手伝わない庭いじりをひたすら続ける父親。

不倫の末、相手の男性と結ばれることになった次女。

そんな次女を応援する嫁。

長女は大学卒業と同時に結婚。

もう少し稼いでから結婚してもよいものを… 父親って何なんだ?

そんな心の内が描かれる。

女性目線が多い著者だけに、逆に新鮮に思えた一遍でした🤩

 

(コメント欄は閉じておきます)

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