小太り程度でも日本人が欧米人に比べて2型糖尿病を発症しやすくなる遺伝子が発見されたそうです(毎日jp)。東京大学の研究チームによるもので、この遺伝子に変異があると発症の危険性が1.2倍高くなるそうです。この研究結果は、ネイチャージェネティクス(電子版)に発表されました。2型糖尿病は運動不足や食べ過ぎなど生活習慣が引き金となり、国内で約890万人いる患者全体の大半を占めるものです。研究チームは、糖尿病患者約4500人と健康な人約3000人の遺伝子を解析し、糖尿病と関係のある二つの遺伝子を発見したそうです。このうち、「UBE2E2」と呼ばれる遺伝子では、遺伝子を構成する塩基配列が健康な人と異なると糖尿病の危険が1.2倍高くなると推定したというものです。日本人患者の15%がこのタイプと考えられるということです。さらに、他国の遺伝子データを調べたところ、韓国や香港などでは同様の関係が認められたが、フランスやデンマークでは糖尿病と関連がなかったそうです。東洋人は、欧米人のように明白な肥満でなくても2型糖尿病を発症する人が多いと言われています。また、血糖値を制御するインスリンの分泌量が欧米人の半分しかないことが知られています。今回発見された遺伝子は、インスリンを分泌する細胞内で働いているものだということです。生命保険等に加入する際に、遺伝子検査を求められる日がそう遠くないうちに来るかもしれませんね。
日めくり
Bookmarks
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学後藤研究室
- 研究室の公式HPです。研究や教育に関するいわゆる硬い情報が掲載されています。(平成24年2月8日、リンク更新しました)
- Facebook 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野 Facebook
- 日本宇宙航空環境医学会Facebook @JSASEM
- 日本宇宙航空環境医学会のFacebook
- 日本宇宙航空環境医学会Twitter @JSASEM2016
- 日本宇宙航空環境医学会のTwitterです
- 夢ナビWeb(①「サテライトセル」、②「宇宙飛行士」、③「宇宙医学」をキーワードにして検索)
- ①未知の可能性を秘めた幹細胞「サテライトセル」、②宇宙飛行士は、どのような健康管理をしているの?、③宇宙医学の進歩で高齢化社会に貢献せよ! の3種類のページがあります。
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科
- 平成24年2月6日 HPがリニューアルされました!
- 日経バイオテクONLINE
- 大学院生など人材募集情報を掲載
- 最初はgoo
- gooブログトップ
- スタッフブログ
検索キーワードランキング
Recent Comments
Calendar
Recent Entries
Back Numbers
Message
Access Status
アクセス | |||
---|---|---|---|
閲覧 | 55 | PV | |
トータル | |||
閲覧 | 1,234,588 | PV |