健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

今年のラスカー賞は「レプチンの発見」

2010-09-22 08:23:56 | 研究
米国で最も権威ある医学賞である「ラスカー賞」。これは1946年に設立された米国ラスカー財団が贈呈しています医学賞です。基礎医学研究賞、臨床医学研究賞など4分門があるようです。このラスカー賞の受賞者は、約50%の確率でノーベル医学・生理学賞を受賞しているそうです。昨年は、iPS細胞の京都大学の山中先生が受賞しています。そのラスカー賞、今年の基礎医学研究賞は、ダグラス・コールマン米国ジャクソン研究所名誉教授とジェフリー・フリードマン米国ロックフェラー大学教授にラスカー賞の基礎医学賞に贈呈されることが発表されました。受賞理由は、食欲や脂肪分解を制御するホルモンの1つである「レプチン」を発見した功績だそうです。レプチンは食欲を抑制し、脂肪代謝を促進するホルモンで、肥満マウスのコロニーから発見された物質だったかと思います。その肥満マウスコロニーはジャクソン研究所だったようです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする