健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

日本版GPSは・・・・・

2010-09-10 07:42:11 | 日記
日本のほぼ真上を通る準天頂衛星「みちびき」が明日(11日)に打ち上げられる予定です。この「みちびき」は、あの「はやぶさ」で有名になった宇宙航空研究開発機構が打ち上げる衛星で、測量やカーナビ、防災、観光、交通など58テーマで試験が行われる予定だそうです。この「みちびき」は日本のほぼ真上(準天頂)を通過するというのが特徴だそうです。米国のGPSは予備も含め30機が運用されているそうですが、ビルや山の陰になり位置特定に必要な30機のうち4機の電波が受けられないことがあると言われます(ASAHI.COM)。でも「みちびき」が真上にいれば、常に電波を受けられるようになるそうです。これにより、カーナビでも使う米国の全地球測位システム(GPS)を補って、使い勝手をよくする目的といわれています。日本独自の衛星でGPSをいつでも利用できるようにするにはこうした衛星が最低3機必要だそうです。今回の「みちびき」はその1機目。ですが、2機目以降については白紙状態、予算がついていないのだそうです。ですので、いわゆる「日本版GPS」の将来は見えていないということです。また、3機というのは最低の運用体制で、7機体制が望ましいとも言われています。果たして日本版GPSは実現するのでしょうか。
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