アスピリン。有名な消炎鎮痛薬ですね。アスピリンとは医薬品の商標で、アセチルサリチル酸のこと。でも、日本薬局方ではアスピリンが正式名称になっています。このアスピリンはインドメタシンと共に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の代表的のものです。痛みや炎症を抑えるので、様々な症状に対して処方されたり、市販薬にも含まれています。でも、NSAIDsには副作用があり、中でも胃腸炎は副作用の代表格です。ひどい場合には胃潰瘍などを引き起こすこともあります。ですので、服用には十分な配慮が必要となります。このアスピリンですが、最近消化器系のがんの死亡率が低下することが示唆されていました。そして、英国オックスフォード大学の研究チームが、循環器などに疾患がある患者約2万5500人を、最長20年間にわたりアスピリンを長期服用した人と服用しなかった人でがんによる死亡率を比較したそうです。その結果、アスピリンを5年以上服用した人のがんによる死亡率は、服用しなかった人に比べて21%低かったそうです。特に消化器系がんでの死亡率は54%も低く、アスピリンのがん予防効果は高いとしています。驚きです。ただ、この研究では服用量を75ミリ・グラムとしており、市販薬1錠に含まれるアスピリン約250ミリ・グラムに比べ少ないそうです。副作用の危険性があるからでしょうか。前述したように副作用がありますので、くれぐれもご注意を。
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