またまた驚きの記事。最近、特に多くになりました。今回は、赤ワインを飲むと脳機能が改善するというものです。赤ワイン愛好家には朗報ですね。でも、白ワイン派の方には・・・・・。これまで、赤ワインを1日400ミリリットル(グラス3杯程度)を飲む人は、飲まない人に比べ、認知症の症状が表れにくいことが、フランス・ボルドー大学などの疫学調査で分かっていたそうです。これすら、知りませんでした。今回の研究では、赤ワインに含まれ、心疾患減少に効果のある「レスベラトロール」という成分に注目し、マウスにレスベラトロール含有量の多い赤ワイン0.2ミリリットルを毎日、3週間にわたり投与したそうです。もちろん、飲ませたということです(毎日jp)。その結果、脳の中で記憶をつかさどる「海馬」と呼ばれる部分の神経細胞が、飲まないマウスに比べ2倍に増えていたそうです。びっくりですね。迷路でゴールにたどりつく時間も訓練開始から5日目に、飲まないマウスに比べてほぼ半分になったそうです。ですが、白ワインを飲んだマウスは、飲まないマウスと同じ結果だったというものです。効果がどこまで継続するかはこれからの課題だそうですが、持続して摂取する必要があるということだそうです。この研究による結果はまだあり、胃が受けた刺激を脳に伝達する物質の機能を失わせたマウスでは、レスベラトロールを飲ませても脳機能改善の効果は認められなかったことから、レスベラトロールが神経伝達を介して脳に影響を及ぼしているというのです。つまり、胃に対するレスベラトロールの刺激が有効であるというものですね。どんな刺激か分かれば、他の食材でも良いでしょうし、薬も開発できると思います。ちなみに、レスベラトロール濃度が高いのは、フルボディーや色の濃いタイプの赤ワインだそうです。でも、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。
日めくり
Bookmarks
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学後藤研究室
- 研究室の公式HPです。研究や教育に関するいわゆる硬い情報が掲載されています。(平成24年2月8日、リンク更新しました)
- Facebook 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野 Facebook
- 日本宇宙航空環境医学会Facebook @JSASEM
- 日本宇宙航空環境医学会のFacebook
- 日本宇宙航空環境医学会Twitter @JSASEM2016
- 日本宇宙航空環境医学会のTwitterです
- 夢ナビWeb(①「サテライトセル」、②「宇宙飛行士」、③「宇宙医学」をキーワードにして検索)
- ①未知の可能性を秘めた幹細胞「サテライトセル」、②宇宙飛行士は、どのような健康管理をしているの?、③宇宙医学の進歩で高齢化社会に貢献せよ! の3種類のページがあります。
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科
- 平成24年2月6日 HPがリニューアルされました!
- 日経バイオテクONLINE
- 大学院生など人材募集情報を掲載
- 最初はgoo
- gooブログトップ
- スタッフブログ
検索キーワードランキング
Recent Comments
Calendar
Recent Entries
Back Numbers
Message
Access Status
アクセス | |||
---|---|---|---|
閲覧 | 55 | PV | |
トータル | |||
閲覧 | 1,234,588 | PV |