健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

糖尿病でも外食を楽しむ

2011-01-21 08:24:30 | 研究
糖尿病患者は全国で約890万人いると言われ、今後も増加が予想されています。いわゆる国民病ですね。予備軍もたくさんいるといわれています。こうした糖尿病の治療にはカロリーまたは糖質を抑えたバランス良い食事を続ける必要があります。ということは、できるだけ外食は控えて治療に向いた料理を食べるように自宅での食事が勧められています。でも、外食をする機会はあると思います。そうした中、最近はフルコースでもカロリーや糖質が控えめで、糖尿病でも楽しめるメニューが高級料理店で増えているそうです。北里研究所病院などによる昨年の調査に回答があった高級店の4割が、こうした料理ができるか開発中で、前年の3倍以上に増えていたそうです(YOMIURI ONLINE)。専門家は「おいしい料理が楽しめると、治療を続けやすい」と歓迎している。調査は、昨夏にレストラン・和食店の格付け本「ミシュランガイド東京」2010年版に載った197店にアンケートし、回答した68店のうち14店がカロリーや糖質を抑えたメニューがあるか、用意できると答えたそうです。前年の同じ調査の8店から倍増したそうです。前年は1店だったメニュー開発中も15店に増えたそうです。糖尿病を含めた生活習慣病患者とその予備軍が増える中で、外食産業も生き残りをかけてメニューを開発するというのも自然の流れでしょうね。
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