宮崎県内の5~17歳の子供の発育や健康状態を全国平均と比べたところ、肥満の割合が高い傾向にあることが今年度の学校保健統計調査で分かったそうです(YOMIURI ONLINE)。県は「生活習慣の乱れが原因の一つと考えられる」として、改善を呼びかけるそうです。調査は県内の全ての幼稚園から高校の計578施設のうち、151施設を抽出して実施し、そのうち約1万2000人の子供を対象に発育状態を調べたところ、体重は男子が5歳と6歳、8歳、13歳、17歳を除いて全国平均を上回り、女子は5歳と7歳、9歳以外で全国平均以上だったというのです。肥満の目安とされる肥満度が20%以上の割合(出現率)は、男女とも17歳が最も高く、男子は15・07%(全国平均10・91%)、女子は12・84%(同8・18%)だったそうです。やせていることを示す肥満度がマイナス20%以下の割合は、男子が12歳、女子は15歳で最も高かったとも。身長は男子が7歳を除く全ての年齢で全国平均を0・4~1・6センチ下回り、女子は11歳以外で全国平均を0・1~1・5センチ下回ったそうです。ただ、30年前の1982年度の調査と比べると、ほとんどの年齢で全国平均との差は縮小しているとも。一方、151施設の子供の総数約6万4000人を対象にした健康状態調査では、裸眼視力が1・0未満の割合が15歳で65・4%に上り、15~17歳で全国平均を上回ったそうです。アトピー性皮膚炎の割合は、全ての年齢で全国平均を下回ったが、治療済みを含む虫歯の割合は全ての年齢で全国平均を上回ったとも。肥満の背景には食生活などの生活習慣が深くかかわっていることを示唆する数値ですね。でも、なぜ宮崎県なのでしょうか?
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