木材パルプを原料にした「紙の太陽電池」が開発されたそうです(毎日新聞)。太陽電池は小型、薄型化の研究が進んでいるそうですが、今回は材質上、環境に優しいこと、そして製造コストも従来の10万分の1に抑えられるということが特徴のようです。厚さ1ミリ以下で折りたたむこともできるそうで、災害時に被災地で使うなどの用途が考えられるとも。太陽電池は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する部分(素子)と電気を運ぶ配線、これらを包み込む基板で構成されるそうです。基板は、素子に太陽光が届くように、透明なガラスやプラスチックを使うことが多いのだそうです。今回、木材パルプの繊維を厚さ15ナノメートルと超極細にし透明にすることに成功し、これを基板に使い、素子には一般的に使われるシリコンなどではなく薄い膜状になる有機物を、配線には細い銀のワイヤを用いたそうです。その結果、電気の変換効率は3%と、家庭の屋根に取り付ける一般的な太陽光発電パネルの10~20%よりも低いですが、今回と同じ素子を使ったガラス基板の太陽電池と比べると同程度だそうです。今回試作したのは縦2センチ、横5ミリで、実用化した際の製造コストはガラス基板の約10万分の1、プラスチックの500分の1~5000分の1となるそうです。これは驚きですね。製造方法も、加熱して配線を基板に付ける方法から、圧力を加える方法に改め、消費エネルギーを少なくし、環境に優しいそうです。数年後の実用化を目指しているそうです。安くなれば普及するかもしれませんね。でも、発電効率が低いと・・・・・。
日めくり
Bookmarks
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学後藤研究室
- 研究室の公式HPです。研究や教育に関するいわゆる硬い情報が掲載されています。(平成24年2月8日、リンク更新しました)
- Facebook 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野 Facebook
- 日本宇宙航空環境医学会Facebook @JSASEM
- 日本宇宙航空環境医学会のFacebook
- 日本宇宙航空環境医学会Twitter @JSASEM2016
- 日本宇宙航空環境医学会のTwitterです
- 夢ナビWeb(①「サテライトセル」、②「宇宙飛行士」、③「宇宙医学」をキーワードにして検索)
- ①未知の可能性を秘めた幹細胞「サテライトセル」、②宇宙飛行士は、どのような健康管理をしているの?、③宇宙医学の進歩で高齢化社会に貢献せよ! の3種類のページがあります。
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科
- 平成24年2月6日 HPがリニューアルされました!
- 日経バイオテクONLINE
- 大学院生など人材募集情報を掲載
- 最初はgoo
- gooブログトップ
- スタッフブログ
検索キーワードランキング
Recent Comments
Calendar
Recent Entries
Back Numbers
Message
Access Status
アクセス | |||
---|---|---|---|
閲覧 | 133 | PV | |
トータル | |||
閲覧 | 1,227,821 | PV |