健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

140万人の子供が飢餓で死亡の恐れ

2017-03-05 08:30:23 | 研究
国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は、イエメン、ナイジェリア、ソマリア、南スーダンの4か国で飢饉により計140万人近くの子どもが深刻な栄養不良に陥っていると報告したそうです(AFPBB NEWS)。これらの子どもは年内に死亡する恐れがあると警鐘を鳴らし、国際社会に迅速な対応を呼び掛けたそうです。2年近くにわたり内戦が続くイエメンでは、急性栄養不良の子どもが46万2000人。ナイジェリア北東部でも、深刻な栄養不良の子どもが45万人。米国際開発局(USAID)の飢餓早期警報システムネットワーク(FEWS NET)によれば、ナイジェリア北東部Borno州の一部の遠隔地域は既に昨年後半から飢饉に見舞われているそうで、援助が届かないため飢饉は今後も続く見通しだということです。ユニセフは、ソマリアでは干ばつによって飢餓に直面している子どもが18万5000人いるとした上で、その数は向こう数か月で27万人に増えると予測。内戦状態にある南スーダンでも、栄養不良の子どもが27万人余りに。2万人の子どもが住む北部Unity州の一部については、飢饉の発生が宣言されたばかりだそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3118596
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