火星でジャガイモは栽培できるかという、南米ペルーで進められている実験で、今後の成果に期待できる結果が出たと研究チームが発表したそうです(AFPBB NEWS)。この実験は、首都リマにある国際ポテトセンター(CIP)が米国航空宇宙局(NASA)の協力を得て行っている、火星の自然環境に似せた条件下でのジャガイモ栽培実験だそうです。CIPが発表した声明によると、小型人工衛星(キューブサット)の内部に火星の環境を再現し、ジャガイモの栽培を試みたところ、生育が確認されたというもの。実験ではペルー南部にある極度に乾燥した土を使用したそうですが、この土は地球上で最も火星の土壌の条件に近いそうです。CIPでの実験は今後5年にわたり継続する予定だそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3121185
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