健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

東大の院生も就職難?

2011-01-12 08:10:55 | 研究
東京大学と言えば。誰もが認める大学ですね。その大学院の話です。学部と大学院は必ずしも同一レベルで話をすることはできませんが、東京大学大学院を終了する学生でも就職に難儀するようになっているというのです(ASAHI.COM)。これは驚きですね。これは、東京大学がまとめた学生生活実態調査によるものだそうです。調査は2009年、大学院生2675人を対象に実施(回収率49.9%)したものだそうです。この院生の調査は204年以来5年ぶりのものだそうです。大学院に入学してからの海外留学経験は、6.5%の院生が「ある」と答え、前回2004年調査時の3.7%から増加したそうです。しかし、機会があれば留学を希望するという回答は59.5%と前回の61.2%を下回り、前々回(1999年調査)の65%からは5ポイント以上の減少となっているというのです。また就職の見通しについて、「かなり厳しい」「見通しがたたない」が36.3%で、前回調査の36.1%から微増しているということです。また文系に限れば、52.9%と半数以上が就職難の波を受けているそうです。東京大学大学院がこれでは、地方私立大学は・・・・・。困りましたね。

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スポーツ庁!?

2011-01-11 07:49:31 | 日記
政府・民主党は、地域でのスポーツ振興などを目指し、新たに制定する「スポーツ基本法案」を3月上旬にも国会提出する方針を固めたそうです(YOMIMURI ONLINE)。この法案には、国民全般にスポーツを行う権利を保障する「スポーツ権」の確立に加え、政府内に「スポーツ庁」を新設することなどを盛り込むそうです。また、スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)の収益配分や、国民体育大会(国体)の開催方法の見直しも打ち出す方針ということです。背景には、現行の「スポーツ振興法」施行から50年を経過して、選手プロ化の流れや少子高齢化の進展など、各種ニーズに対応できない側面が出てきたため、新法を制定することにしたそうです。基本法案では、「地域スポーツの振興」を主要な柱の一つに掲げる。市町村単位で、スポーツ少年団やNPOによる取り組みなどを支援し、地域においてスポーツを行う機会を提供することで、底辺からスポーツ振興を図る体制を整えるということです。でも、これは今の日本で最優先で取り組むべき問題なのでしょうか?もちろん、スポーツ振興は大切だと思いますが、この法案に関して時間を費やすよりもっと他に今やらなければならないことが山積していると思います。もちろん、時間に余裕があるのであれば、是非とも議論してほしいですが・・・・・。 
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アジアカップ、初戦はドロー

2011-01-10 08:18:51 | 日記
サッカーアジアカップ。日本代表初戦。ヨルダンとの戦い。後半ロスタイムにようやく同点にして、ドロー。どうも、フラストレーションのたまる試合でした。何となく、自信がありすぎて、いつでも何とかなるというような感じを受けました。日本が圧倒的にボールを支配しており、チャンスも圧倒的に日本が多くあったのですが、閉塞感が漂う試合でした。失点はアンラッキーなものでしたが、サッカーではこういうものはつきものなので、点を取ることを考えていかないと。でも、中央突破を狙うような強引なゲーム運びでは現代サッカーでは勝てないですよね。やはり、日本代表にはまだまだ課題がたくさんあるのは間違いないでしょう。ある意味、日本代表にとっては引き分けてよかったのかもしれませんね。これで、気持ちを新たに次のシリア戦、サウジアラビア戦と戦って欲しいものです。さて、次はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。
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歩くのが速いと長生き??

2011-01-09 08:08:27 | 研究
歩くのが速い高齢者ほど長生きする傾向があるという研究結果が発表されたそうです。65歳以上の男女計3万4485人の歩行速度を記録した過去のデータを解析した結果、普通に歩いた時の速さは、平均で秒速0・92メートル(時速約3・3キロ・メートル)だったが、どの年齢でも同1メートル以上で歩く人は比較的長く生き、歩くのが速い人ほど余命が長かったというのです。一方、同0・6メートル以下の人は早く亡くなることが多かったそうです。速く歩くには強い心肺機能や筋力が必要で、歩行速度が健康度の目安になるということですね。現在、高齢者の余命を予測する良い指標はないため、研究チームは「歩行速度に注目すれば、高齢者の健康管理などに役立つ」とコメントしているそうです(YOMIURI ONLINE)。確かに、活発に身体を動かしている方が健康的ですが、ちょっと注意が必要かと思います。というのは、米国と日本では生活習慣が異なることです。米国は基本的にくるま社会ですね。ですので、歩行速度が極端に遅い高齢者が目立つような気がします。日本では日常よく歩くと思います。ですので、歩けるからといって必ずしも長寿であるとは言い切れないと思います。もちろん、歩けるということはその時点での健康度は高いというのは間違いないと思います。ですので、歩くのが速ければその時点では健康だと言えるのではないでしょうか。
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妊娠中のダイエットは、生まれた子供の病気を誘発する

2011-01-08 08:02:59 | 研究
体重が2500グラム未満で生まれた女性は、大人になって妊娠糖尿病になりやすいとの調査結果を、厚生労働省研究班がまとめたと報道されています(ASAHI.COM)。つまり、小さい赤ちゃんは栄養管理をしないと将来、肥満や糖尿病になりやすくなるということです。近年、小さい赤ちゃんを産もうとダイエットをする女性も増えており、これは妊娠糖尿病の原因になるというのです。妊娠糖尿病は、35歳以上、肥満、糖尿病の家族がいる人がなりやすく、なんと妊婦の8%も該当するそうです。妊娠糖尿病では血糖値が高いのは言うまでもありませんが、血糖値が高いと妊娠高血圧症候群にもなりやすくなり、流産や早産の危険も高くなり、また子どもは4000グラム以上で生まれやすく、将来、糖尿病や肥満になる可能性が高くなるそうです。経済協力開発機構(OECD)の2009年の報告書などによると、2500グラム未満の赤ちゃんの割合は日本が9.7%。31カ国で2番目に高いそうです。また、うまれた子どもの平均体重も1980年ごろから下がり続けているそうです。食糧事情が悪くない日本では、栄養不足というのはあまり考えにくいですね。つまり、妊婦のダイエットが考えられます。小さく産んで大きく育てるという言葉がありましたが、行き過ぎはダメだということでしょう。
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炭酸飲料と肥満

2011-01-07 08:05:50 | 研究
炭酸飲料をたくさん飲むと肥満になる?というような論争が米国ニューヨークで起きているようです。これは、医療費増大に悩むニューヨーク市が、生活習慣病の原因となる肥満を抑制しようという考えによるものです。具体的な方法は、月当たりの世帯収入が2400ドル(約20万円、4人家族の場合)未満の低所得者層に配られる米政府の食糧クーポン券で、炭酸飲料などの砂糖入り清涼飲料水を買えなくするというものだそうです。ニューヨーク市によると、人口当たりの糖尿病患者は、低所得者が住む地域では、高所得者層地域の4倍だそうです。1日に1回以上炭酸飲料を飲む人が38%以上いる地域は、クーポン券利用者が多い地域と重なり、肥満率が30%以上に達するそうです。なるほど、炭酸飲料と肥満に何らかの関係があるようですね。そのため、ニューヨーク市長は、クーポン券で炭酸飲料を買えなくすれば、より栄養価が高い食料品にお金がまわるようになり、肥満や糖尿病を抑えられると考えているようです。その一方で、米国の飲料協会は「砂糖入り飲料水のカロリーだけが特別なわけではない」として、狙い撃ちに反発するコメントを発表して徹底抗戦の構えだそうです。飲料協会は大きな政治力を持つようで、この政策は成立しないのではないかという見方もあるようです(YOMIURI ONLINE)。さて、この両者の戦い。どういう決着するか、注目ですね。日本でも炭酸飲料はいずれ問題になるのではないでしょうか。
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3249万円!

2011-01-06 07:43:24 | 日記
3249万円。マグロ1本の落札価格です。東京築地の中央卸売市場で5日の朝に行われた高齢の初競りで、北海道・戸井産の本マグロが1本3249万円で競り落とされたそうです。景気の悪い日本において、何という価格でしょう。ちなみに、このマグロは342キロということで、1キロ約10万円と言うことですね。ご祝儀相場とはいえ・・・・・。この価格は、落札価格の記録を取り始めた199年以降最高値だそうです。これまでの最高額は2020万円だったそうです。落札したのは昨年と同じで、銀座のすし店「銀座 久兵衛」と国内や香港でチェーン展開するすし店「板前寿司」。昨年も同じ組み合わせで最高額で落札していましたね。板前寿司関係者によると、刺し身1切れの原価は、大トロで3450円、赤身で1200円になる計算ということです(YOMIURI ONLINE)。いやいや・・・・・。ただただ唖然、呆然。全くの別世界の出来事ですね。
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小学生が書いた研究論文が科学誌に・・・・・

2011-01-05 07:51:54 | 研究
新年早々、驚きのニュースです。英国の小学生グループが書いた論文が、英王立協会の発行する科学誌「バイオロジー・レターズ」に12月末、掲載されたというのです(YOMIURI ONLINE)。バイオロジー・レターズはおそらくBiology Lettersという雑誌で、インパクトファクターが3.521。インパクトファクターの数値で論文の価値を一概に評価できないことは理解しているつもりですが、やはり子供の論文が学術誌に載るということは驚きです。執筆者の子どもたちは、英国デボン州にあるブラックオートン小学校の8~10歳の児童25人だそうです。科学の授業の一環でマルハナバチを飼育し、ハチがどうやって蜜のある花を見つけるのか調べようと、様々な色のライトを表示できる箱を使い、ハチを観察したそうです。黄色いライトの真ん中にある青いライトや、逆に青いライトに囲まれた黄色いライトに、砂糖水を仕込んでハチの行動を調べたところ、ハチは砂糖水がなくても真ん中のライトに飛んでいくようになったというものだそうです。もちろん、先生の指導が入っていると思いますが・・・・・。研究はちょっとした思いつき。つまり、アイデアですね。我々も見習わなければ。
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AO入試

2011-01-04 08:06:10 | 日記
AO入試。アドミッション・オフィス入試。出願者自身の人物像を学校側の求める学生像であるアドミッション・ポリシーと照らし合わせて合否を決める入試方法。AO入試では、筆記テストでは測りきれない学生の可能性を、書類審査や面接で探ります。多くの大学でAO入試は導入されています。しかし、学力を問わないために、学生の学力低下に拍車がかかった、早く合格した生徒が周囲の受験に悪影響を及ぼす、など様々な弊害が指摘されています(YOMIURI ONLINE)。そのため、AO入試枠を削減したり、撤廃するケースも見られるようです。こうした指摘を受けて文部科学省は、AO受験者の学力把握などを求める通知を大学側に出したそうです。しかし、大学によってはAO入試による学生が成績優秀であるというケースも。それは、3年前にAO入試を導入したお茶の水女子大学だそうです。AO入試の倍率は10倍前後で、一般入試の3倍以上だそうです。書類審査を経て10月下旬に2日間にわたって行われる2次試験は、同大で講義を受けたうえで、受験生同士で議論して論文にまとめ、さらに面接に臨む内容ということです。1~3年の各学年のAO入学者に体験談を聞くと、一様に「過酷でした」と答えるそうです。講義のテーマは「個」「時間」などと抽象的で難しく、それをもとに意見交換、論文執筆と続く濃密な時間を通して、「大学で何が求められているかわかった」と言う感想を述べているようです。2年生も「ここで何を学ぶか定まった」、3年生は「試験の経験が就活にも生きている」などなど。お茶の水女子大学によると、AO入試の合格者は例外なくよく勉強し、成績優秀ということです。ひょっとしたら、AO入試をどう行うかにかかっているのではないかもしれませんね。いかに大学側が工夫するか。もう簡単によい学生を獲得することはできない時代です。
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三が日

2011-01-03 17:55:44 | 日記
正月の三が日も今日で終わりですね。この正月はどのように過ごしたのでしょうか。日本中は、独特な雰囲気に包まれるこの期間。政治も経済もストップしたかのような数日間でした。明日からはいろいろ動き出すのだと思います。さて今日、気になったニュースは、日本の人口減少のニュースでしょうか。厚生労働省が1日付でまとめた2010年の人口動態統計年間推計によると、日本人の死亡数は出生数を12万3000人上回り、4年連続の自然減となったそうです(YOMIURI ONLINE)。この減少幅は統計を開始した1899年以来、初めて10万人を超え、過去最大となったということです。交通事故死は減少傾向にあるそうですが、自然死は避けられないので・・・・・。何とか日本の将来が期待できるようになって欲しいですね。これはやはり政治の力だと思いますが・・・・・さて、明日からは気持ちを切り替えていきたいと思います。
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