健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ゲノム編集のブタ

2017-03-09 08:30:26 | 研究
ゲノム編集技術CRISPR/Cas9を使ったブタの細胞が、高致死性ウィルスに対する抵抗力を示したという研究結果がPLoS Pathogensに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。」と記された。 CD163遺伝子を改変したブタから採取した細胞を調べたところ、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の2つの主なサブタイプを引き起こすウイルスの感染を阻止することが確認できたそうです。PRRSは若いブタでは肺炎、妊娠ブタでは流産や死産を引き起こすものだそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3119090
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タトゥイーン

2017-03-08 08:30:46 | 研究
映画「スターウォーズ」シリーズで主人公ルーク・スカイウォーカーの故郷として描かれた、2つの恒星を公転する架空の惑星「タトゥイーン」にそっくりな惑星系が存在する証拠を発見したとの研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。タトゥイーン似の惑星が存在するとみられるのは、地球から約1000光年の距離にあり、白色矮星と褐色矮星という恒星2個を持つ連星系「SDSS 1557」。この2恒星の周囲を公転する破片から、この惑星の存在が示唆されたというもの。これまでに連星系を公転することが分かっていた惑星はすべて、木星に似た巨大ガス惑星だったそうです。今回の研究では、SDSS 1557内にある惑星を直接検出はできなかったものの、岩石惑星に多くみられるケイ素やマグネシウムなどの金属含有量が高い惑星物質が発見されたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3119411
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血中HIV抗原を感染から1週間以内に検出

2017-03-07 08:30:19 | 研究
スペイン科学研究高等会議(CSIC)は、AIDSの原因となるHIVを感染から1週間以内に検出できる検査法についての研究成果をPLOS ONEに掲載するとともに、その検査法の特許を取得したと発表したそうです(AFPBB NEWS)。HIVが検出可能になるまでの期間は、これまでで最短だそうです。この検査法では、人の血液中にあるHIVの表面に付着しているタンパク質「p24抗原」を検出。そして、この検査方では感染後1週間以内、現在の技術で検出できる濃度の10万分の1という低濃度のp24抗原を検出するということです。さらに、結果が出るまでの時間は4時間45分で、検査当日に結果が得られる可能性もあるそうです。この検査の中心となるセンサーは、微小機械シリコン構造体と金ナノ粒子を組み合わせた米粒大のチップだそう。そして、このセンサーの材料は既存の技術を用いて製造されるため低コストの大量生産が可能だそうです。現行の抗原検査では感染から約3週間経過した後でなければHIVを検出できないそうです。さらに、血液中のHIV抗体を検出する検査は必要な待機期間が長い。RNA検査は感染から約10日後に血中のHIVを直接検出できるが高額な費用がかかるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3118157
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薬剤耐性あるマラリア原虫

2017-03-06 08:30:25 | 研究
現在最も有効な抗マラリア薬とされるアルテミシニン(Artemisinin)に一部耐性を持つマラリア原虫がアフリカで初めて発見されたとの調査結果がNew England Journal of Medicineに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。アフリカの子どもを中心に毎年数億人が感染しているマラリアへの対策に懸念が生じているそうです。マラリアは蚊が媒介する感染症で、東南アジアでは既に同様の薬剤耐性があるマラリア原虫が発見されています。2015年の世界のマラリア患者は2億人以上、死者は約43万8000人に。その多くはアフリカの子どもたちだそうです。現時点ではアルテミシニンをベースとした併用療法(ACT)が唯一有効で広く採用されている抗マラリア薬治療で、アルテミシニンへの耐性がアフリカで拡大すれば、マラリアとの闘いに大きな打撃となると懸念されているとのこと。

http://www.afpbb.com/articles/-/3118902
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140万人の子供が飢餓で死亡の恐れ

2017-03-05 08:30:23 | 研究
国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は、イエメン、ナイジェリア、ソマリア、南スーダンの4か国で飢饉により計140万人近くの子どもが深刻な栄養不良に陥っていると報告したそうです(AFPBB NEWS)。これらの子どもは年内に死亡する恐れがあると警鐘を鳴らし、国際社会に迅速な対応を呼び掛けたそうです。2年近くにわたり内戦が続くイエメンでは、急性栄養不良の子どもが46万2000人。ナイジェリア北東部でも、深刻な栄養不良の子どもが45万人。米国際開発局(USAID)の飢餓早期警報システムネットワーク(FEWS NET)によれば、ナイジェリア北東部Borno州の一部の遠隔地域は既に昨年後半から飢饉に見舞われているそうで、援助が届かないため飢饉は今後も続く見通しだということです。ユニセフは、ソマリアでは干ばつによって飢餓に直面している子どもが18万5000人いるとした上で、その数は向こう数か月で27万人に増えると予測。内戦状態にある南スーダンでも、栄養不良の子どもが27万人余りに。2万人の子どもが住む北部Unity州の一部については、飢饉の発生が宣言されたばかりだそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3118596
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来年前半に月旅行

2017-03-04 08:30:49 | 研究
米国宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は、来年後半にも一般市民2人を月周辺旅行に送り出すと発表したそうです(AFPBB NEWS)。参加予定の2人は既に費用の一部(手付金)を支払っているそうです。2人はスペースXのカプセル型宇宙船「クルー・ドラゴン(Crew Dragon)」に搭乗。同機は年内に初の無人飛行試験試験が計画されているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3119412
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ジーランディア

2017-03-03 08:30:47 | 研究
ニュージーランドは、その大半が南太平洋の海面下にある「ジーランディア(Zealandia)」大陸の一部として認識されるべきとする研究結果がGSA TOdayに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究者らによると、「ジーランディア」は地質学上、独立しており、標高や地質、地殻、領域などの条件が他の大陸に適用されている全ての基準を満たしているそうです。論文によると「ジーランディア」の面積は500万平方キロで、全体の94%は海面下にあるそうです。また論文は、ニュージーランドの北島(North Island)と南島(South Island)、フランス海外地域のニューカレドニア(New Caledonia)が「ジーランディア」の主な陸塊だと述べているそうです。また、「ジーランディア」は超大陸ゴンドワナ(Gondwana)の一部だったが、約1億年前に分裂したということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3118250
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ADHDの脳

2017-03-02 08:30:43 | 研究
注意欠如・多動性障害(ADHD)と診断された人の脳は、ない人に比べてわずかに小さいとする研究論文がLancet Psychiatryに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。ADHDは身体的な疾患であり、単なる行動の問題ではないと論文は主張しているそうです。研究では、ADHDと診断された1713人とADHDのない1529人を対象に、4歳から63歳までの被験者らにMRIスキャンを受けてもらい、その結果を分析。脳スキャンの画像から、脳全体および障害に関連すると考えられている7つの領域の大きさを測定。その結果、ADHDと診断された人の脳では、全体そして5つの領域がより小さいことが確認されたというもの。

http://www.afpbb.com/articles/-/3118188
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ゲノム編集で筋ジストロフィー症が回復!?

2017-03-01 08:30:45 | 研究
筋力が徐々に衰える遺伝性の難病、筋ジストロフィーになったマウスで、遺伝子を自在に改変できるゲノム編集技術を使って遺伝子を修復し、筋力を回復させる治療に成功したと、米ワシントン大の研究チームがNature Communicationsに発表したそうです(YUOMIURI ONLINE)。筋ジストロフィーのうち、患者数が最も多い「デュシェンヌ型」と呼ばれるタイプは、遺伝子の異常によって筋肉の構造を支えるたんぱく質「ジストロフィン」が作れず筋肉が衰えていきます。国内に推定約4000人の患者がいるとされていますが、根本的な治療法は見つかっていません。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170220-OYT1T50055.html?from=ycont_top_txt
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