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McNabb復帰

2007-12-05 10:29:30 | イーグルス
 3INTされましたがNEをあと一歩のところまで苦しめたA.J Feeleyでしたが、4INTを喫したSEA戦は勝つべき試合でした。足首と右手親指の怪我から復帰するDonovan McNabbにスターターを奪い返される事になります。

 ACLから復帰途上で往年の動きを失ってしまったMcNabbですが、シーズン中盤にかけてスクランブルからLBをカットで交わすような動きが出来るようになって来ました。ポケットの中で一歩目の足が出ずにサックを繰り返していた前半戦とくらべれば明らかに良くなっています。2試合欠場する事になった足首の怪我でまた動きが悪くなるかもしれませんが、膝の状態を考えれば2試合休んだ事は丁度良い休暇になったかもしれません。怪我をしたMIA戦でどこに投げているのか訳が分からない状態でしたが親指の怪我が原因だったようです、この怪我がどこまで回復しているのかも大きな影響を与える事になるでしょう、元々ショートパスの精度は低いですし。膝は回復傾向にありますし、足首を親指の怪我が治ってきているのならば、良いときのMcNabbが見れるかもしれません。
 2試合で7INTを奪われたFeeleyですが、やはりターゲットを見過ぎる点は問題です。1対1限定ならば抜いた瞬間を見極めて正確に投げ込む事ができるのですが、フリーカバーでサポートする選手が居れば格好の的になってしまいます。ゾーンカバーを読めないのはNFLのQBとして致命傷になりますし、良く言えば受け手に優しいパスはINTもし易い問う事になります。それでも2試合善戦はしました、バックアップとしてチームに居てくれる事は怪我の多いMcNabbをエースにしている事を考えれば素晴らしい事ですし、ルーキーKevin Kolbを育てるのにも一役買ってくれるでしょう。ただ、やはり良いバックアップでは有るがスターターにはなれないQBと言う評価を裏付ける結果に終わったFeeleyはこのままバックアップとして過ごす事になるのでしょう。
 SEA戦の敗北でMcNabb不要論というかFeeley期待論のトーンは下がるでしょう、McNabbにとってもやりやすい状態でチームに復帰する事になりました。Feeleyにバックアップとしてならば十分に能力が有る事が分かっただけでも2試合は無駄ではなかったと思います。

 出場予定だったSEA戦を欠場したBrodrick Bunkleyですが、膝の靭帯を痛めていて再検査を行いました、再検査でも新しい傷は見つからずに問題なしと診断されたようですが、出場しなかった事を見ると痛みが有るのかもしれません。NYG戦には復帰予定になっていますが、膝の靭帯で原因不明と言う事になるといつ復帰できるのかは分からないと考えた方が良いような気もします。
 2試合欠場中のQuintin Mikellはまだ膝の痛みが有るようです、治療が済めばSSのスターターに復帰する事になりますが、無理をさせるつもりはないようですしNYG戦での復帰はしないかもしれません。
 SEA戦後半に左膝を痛めて退場したLito Sheppardですが、検査の結果は良好だったようです。シーズン序盤に同じ左膝を痛めて5試合欠場しましたが、それとは違う箇所ではないかと見られているようです。練習にいつ復帰するのか、NYG戦に出るのかは未定です。

 久し振りに良いところを見せたCorrell Buckhalterですが、その後のプレイでイージーなスクリーンパスを落とすなどコーチ陣の信頼を得る事ができません。チームのパワーポイントである右オフタックルを抜けた30ヤードTDランはBuckhalterお得意のプレイですしもっとこのプレイを使うべきだと思います。なぜかBuckhalterをセットしておいてスクリーンを投げるのが多いのですが、Buckhalterはオフタックルを駆け抜けさせる事に味が有る選手ですし、使い方を間違えているように思えます。まあ、スクリーンも有る所を見せてからオフタックルを出すつもりが、スクリーンをポロポロ落とすから使えないだけかもしれませんが。