優秀なOLとの戦い方を用意できるのか

　左腿の怪我で戦列を離れていたReggie Brownが久しぶりに練習に参加しました、ただまだ別メニューのようですしAndy Reidはクエスチョナブルの状態とコメントしています。プレシ－ズンゲーム第2戦以来の練習復帰ですし、@DAL戦は欠場すると予想します。

　DAL-CLE戦を見ていて思うのは、DAL OLの強さです。他所で使い物にならなかったMarc Colombo（2巡指名も2年でカット）Leonard Davis（1巡指名もポジションを転々として契約延長せず）がDALに入ると蘇りました、OLコーチHudson Houckは最近SD,MIAのOLコーチをしていましたがリーグトップクラスのOLコーチとして評価されている人物ですし、さらに良くなる事が予想されます。
　Tony Romoにプレッシャーが掛からない場面で投げられたならばT.O Jason Wittenをカバーだけで防ぐのは無理です、同時にMarion Barberの走路を開かれてもいけません。去年の対戦ではBarberがブロックからルートに出るタイミングが絶妙で、そこにショベルやフラットでボールを供給するRomoとのコンビネーションでラッシュを避けられました。ブリッツを入れてブリッツの裏にRBが出られるようなパスを投げられるとブリッツを入れにくくなってしまいます。そしてブリッツが入らなければプレッシャーが掛からずに自由に投げられてしまう悪循環に陥るわけです。
　4－3のパスラッシュチームとして、当然フロント4人でRomoを追い回せればベストなのですが、そう簡単にはいかないでしょう。ブリッツを入れる、4メンラッシュでしっかりゾーンで守るのメリハリが重要です。そして中央をしっかり止めにいく代わりにその横を抜けられる危険が付きまとうランディフェンスも、そう言うランを得意とするBarberに対しては少し変化を付ける必要があるでしょう。
　ライン戦に勝つ事を至上命題としているReidにとって、ラインの力で負けているこの試合は非常にやりにくいでしょう。3試合目が必ずあると考えています、その時の為にもどう対処するのかを見つけなければなりません。