イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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エンドゾーンINT2回・・・

2008-12-17 08:32:10 | イーグルス
 3連勝しかない状態でのCLE戦は30-10で快勝し8勝5敗1分になりました。DALに勝ち、TB,ATLが負けるのを待つ事に変わりは有りません。

 CLEのディフェンスは開幕戦のCLE-DALをDAL戦前の予習で見た時と何も変わっていませんでした。3-4のDL3人しかパスラッシュをせず、ノープレッシャーのQBが緩いゾーンを打ち抜きました。Donovan McNabbは35回投げて26回成功の2TD1INT、DL相手ですがプレッシャーから逃げるフットワークも軽快でしたし好調を維持しています。化け物Shaun Rogersの手に引っかかったのが3回も有りましたが、これは仕方が無いでしょう、シングルカバーでRogersを相手し続けたJamaal Jacksonは褒めてあげるべきだと思います。余裕を持って投げ続けた事で可能となった15ヤードド前後のパスが次々に決まっています、これがEaglesのパスルートの見本と言って良いプレイを見せてくれましたし、サードダウンを65%の高確率でクリアしたのもミドルパスの成功が原因です。しかし、サードダウンロングを結構残して、投げたパスがたまたま通っただけのようなドライブも多く、普通ならこういう形になればブリッツの嵐に飲まれてしまったかもしれません、そう言う意味でこの試合のMcNabbの数字は割り引いてみるべきでしょう。
 Brian Westbrookは16回53ヤードで数字が伸びていません、それでもCorrell Buckhalterと交互に使うような場面も有りましたし、Buckhelterも6回55ヤードと期待に答えてくれました。こういうプレイが出来ればWestbrookを温存する事が出来るようになります、Buckhalterにドローさせる使い方のほうが悪かったと言う事です。
 7回レッドゾーンに入り、2つしかTDを取れずに2度INTを喫した事は問題です。DeSean JacksonのINTは横に流れてスピード差を活かすプレイを続けてきた裏を突こうと思ったのでしょうが、真ん中が厚く仕方なく投げたのかもしれませんし、あれは取ったSean Jonesを褒めましょう。10番がへろへろ球を投げるところだけハイライトで見るとKoy Detmerが復帰したように見えてしまいます・・・
 Hank Baskettへのコーナーですが、高さを生かす場合にはもうちょっと内側から出発して斜めに逃げるルートを取らせるべきでしょう。まっすぐ走らせた事とボールが短い事がINTの原因です。ただ、時間が無かった点、再三ああいう場面でFGブロックを貰ったのも判断ミスの要因なのでしょう。INTよりも、その後のWestbrookの追走の方が私は怖かったです、ああいう不用意に起こる全力疾走で腿の肉離れとか結構多いですし。
 
 ディフェンスは落とさなければ怖いBraylon Edwardsにやられました、これは仕方ないです、6-3のサイズにちゃんとコントロールされればそうカバーできるものではありません。後輩Jason Avantと2人100ヤード突破していますしMichiganのWRは大成しない伝説の具現者がこの試合頑張りました。
 Jamal Lewisを14回32ヤードに押さえ込みました、Kellen Winslow欠場で1人余る形を作れたのが成功の原因だと思います。逆に考えると良いTEが居る時のランディフェンスにはまだ不安が残ります。
 Stewart BradleyがミドルのゾーンカバーからINTを記録しています、ゾーンやらせると突っ立ってるだけなのですがそこにボールが飛んできました・・・。LBのパスカバー下手と言う点ではシーズン通して成長が見られません、これがTE対策に影響しています。
 ランをしっかり止めてブリッツを入れる、勝ちパターンをしっかりと実行し続けまともにドライブされての失点で3点で抑えました。DEが全員戦力になって来た事がローテーションでの体力温存につながり、良い結果を生んでいます。Trevor Lawsが成長すれば更に良くなる事でしょう。

 課題はなんと言ってもKevin Kolbの不調です、内側に入ったWRとCBの1対1でオーバースローだけはしてはいけません。単なるコントロールミス、経験不足と言う物ではなく、本能とかそう言うレベルでQBとして使い物にならない気がしてきました。


 今日のDeSeanはワイルドキャットからパスを投げてのINT有り、パントは回り込もうとしてロス連発とミスの多い試合になりました。ただ、WRとしては安定して良いプレイを続けています。