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5巡159位 Riley Cooper

2010-05-09 05:18:00 | ドラフト
5巡159位 Riley Cooper Frorida WR 6-3 222ポンド
 スカウティングコンバイン成績 40ヤード4.54、垂直飛び32インチ、幅跳び9-6.プロデイではTim Tebowのパス練習の相方として参加した、と言う記事ばかりで40ヤードの数字とかは載っていませんでした。コンバインの時はプロデイで数字を出すから多くの種目には参加しないと言っていたのですけれどね。カレッジでの成績は
1年生 13試合出場 3レシーブ 92ヤード 3TD
2年生 10試合出場 8レシーブ 182ヤード 3TD
3年生 14試合出場 18レシーブ 261ヤード 3TD
4年生 14試合出場 51レシーブ 961ヤード 9TD
 4年生の時にSECのセカンドチームに選ばれています。3年生からスターター扱いなのですが、ランアンドシュート(と言うかTebowのいつでもワイルドキャット)のような陣営の4番手のレシーバーで実際に投げてもらえるようになったのは4年生からのようです。また高校卒業時にMLBのドラフトでPhilliesに指名されカレッジで野球も続け、今年のMLBドラフトでもRangersに指名されています
 ハイライトはCooperよりもTebowに目が行ってしまいます。レシーバーをたくさん散らして空いてる所に投げるスタイルなのでDBを1対1で交わすと言うよりも決められたルートを走ってボールが来たら取っているように見えます。カレッジでこのサイズが有ればCBとの1対1でバンプに負ける事は無いでしょう、簡単にフリーになってボールをキャッチしています。4年生の時は平均18.8ヤードを記録していますが、縦の一発が出るのはTebowのスクランブルを警戒して浅めのカバーになる+逃げ回って時間を稼いでから縦に放り込んでくれるからでCooperの特性がディープレシーバーでは無いでしょう(ハイライトを見た感じではドラフトに掛かるレベルのCB相手でもスピードで負けていないのですが、ハイライトですから勝ってる場面しか写らないです)
 シニアボウルの練習ではWRで最も評価を上げた選手とも言われる高評価を受けました、それまで実質1年しか実績が無い事やTebowと組んでいるから数字を稼いでいると言われていたのですが、トップレベルのCB相手でも1対1で勝利したそうです。

 密集でも正確なルートを取れるパワーは長所でスピード不足が問題点と一般的に評価されています。このタイプはNFLレベルのCB相手にスピードとカットでマークを外せるか、LB相手でもルートを走れるのか、この2点が課題になります。サイズや特性が似ているHank BaskettはワイドアウトとしてCBとの1対1は高さで勝利出来る代わりに、本来ポゼッションレシーバーとして求められるスロットから密集に入る動きではLB相手に振り切れない場面が目立ちました。

 まずはBaskettを倒してWR4番手を確保する事が目的になります、レッドゾーンやサードダウンで堅実さをチームに加えてくれる事を期待します。