プレシーズンゲームの緒戦はホームにJACを向かえ、ナイトゲームでしたが31度の暑さの中行われました。
ファーストチームは素晴らしく、ディフェンスは3&OUTx2で何もさせずに終らせ、オフェンスも2シリーズ共にFGで得点しゴールライン前1ヤードからも跳ね返した所で第1Qを終えてセカンドチームに渡しました。2つのFGも片方は普通に取っていればTDパスの状況でしたし、良い出来でした。
セカンドチームはMicheal Vickの独り相撲状態が今年も続きそうです。レギュラーシーズンにワンポイント起用される分には良いのですが、オフェンスを指揮してドライブを重ねるような能力がVickにはありません。スクランブルからファンブルロスト、ラッシュを交わして無理投げしてのINT、素晴らしいスクランブルにディープへのパスと良いも悪いも極端過ぎますし、もうワンポイントの飛び道具以上に成長する事は無いでしょう。
セカンドチームディフェンスは縦一発のロングパスでTDを2つ連続で許しました。Sのカバーが遅いのも問題なのですが、CBの個人技に頼るシステムな以上QBに余裕を持たせたらやられるのは今年も変わらないようです。
第4Qから出てきたサードチームですが、特筆するようなものはありません、ここからセカンドチームに昇格して53人枠を射止めるような大活躍をした選手は出ませんでした。
良かった選手
DeSean Jackson 5ヤードのアンダーニースからディフェンスを簡単に交わしてロングゲインにした最初のプレイ、これがKevin Kolbと組んで期待されるプレイになります。ミドルでのキャッチも簡単にマークを外していますし、これで怪我の影響があるとするならば今年も次元が違う運動能力を見せてくれるでしょう。
Austin Howard LTのバックアップをKing Dunlapから奪ったのは伊達では有りませんでした。パスプロテクトでも安定感を見せましたし、ランブロックでは笛が鳴るまで相手を押さえ続ける執拗さとねじ伏せるパワーを見せてくれました。セカンド・サードチーム相手で勝利しました、練習ではDarryl Tappが相手ですし試合のほうが楽かもしれません。
Riley Cooper イージーなキャッチミスも有りましたが、カットの鋭さでマークを振り切り、ディープでもマークを振り切っています。Hank BaskettとKelley Washingtonが怪我を負っていますし、WR4番手の座はCooperで決まりと言い切ってしまいたくなる活躍でした。
Brandon Graham セカンドチームで対面を圧倒しました、どうもJAC側はスターターのRTが欠場中のようですしサードチームを相手にしていたかもしれません。相変わらずギャップコントロールが主任務でパスラッシュだけをやらせては貰えないのですが、ラッシュを掛ける時のスピードは1巡指名の期待に答えられる物を持っています。
Asante Samuel クッションを多めに取ってショートを投げさせ、なぜかボールが行く時には背後から手を伸ばしている、説明出来ない動きは今年も健在です。腿の怪我が完治すればもっと良くなる事でしょう。
ファーストチームディフェンス 連続完封で文句の言いようがないです。
良い所も悪い所も有った選手
Kevin Kolb 出る時はスクランブルに出るだけの柔軟性が見られました。また、ファーストターゲットを見続けてダメなら投げ捨てるような2番手QB止まりのプレイから普通に3番手くらいまで見てから投げる余裕を持てるようになりました。ただ、反則などで1st20のような形になると、それを跳ね返すような特別な力(McNabbがそう言う点で異常な才能を持っていただけかもしれません)は無いです。また、ゴールライン前INT未遂のパスは棒立ちのLB目掛けて投げていますし判断の甘さも見られます。
LeSean McCoy 抜ければ素晴らしい加速で10ヤード、止まる時はロスタックル、小型軽量タイプの宿命ですが安定感に欠けます。Kolbに変わった事で3ヤードヒッチのようなパスが増えるでしょう、そこからRACを稼げるのかが今後も課題です。
Chad Hall 爆発的では有りませんし、特別なステップワークも持っていませんが平均的なリターンは期待できそうです。WRとしては縦へのストレッチ要員がDeSean1人ですし、デコイとして5番手WR争いに名を挙げるかもしれません。
Trevard Lindley 全体的に良いカバーをしていました、特にショートゾーンではしっかりと付いていました。が、やはり手を出す必要の無い所で無駄に手を引っ掛けてホールディングを取られました。この癖を早く修正しなければなりません。
Daniel Te'o-Nesheim この子は見る角度で太くも細くも見えるんですよね・・・思ったほどパワーは無いようですが予想以上にOLを処理した後の加速が良いです。ただ、ファーストチームのOLを処理する技術を得るのには時間が掛かるかもしれません。
悪かった選手
Joselio Hanson 相手が快速Troy Williamsonだったとは言え、ダブルムーブで完全に千切られての70ヤードTDレシーブを許したのは大問題。遅い小型CBなんて使い所が無い。
Dimitri Patterson 練習で褒められていたエンドゾーンまで縦にくっついていく動きでやられました。カバー技術に成長が見られません。
ルーキーLB軍団 ミドルのパスカバーがすっかすかでした。ゾーンでもマンでも全く話にならない。
ファーストチームは素晴らしく、ディフェンスは3&OUTx2で何もさせずに終らせ、オフェンスも2シリーズ共にFGで得点しゴールライン前1ヤードからも跳ね返した所で第1Qを終えてセカンドチームに渡しました。2つのFGも片方は普通に取っていればTDパスの状況でしたし、良い出来でした。
セカンドチームはMicheal Vickの独り相撲状態が今年も続きそうです。レギュラーシーズンにワンポイント起用される分には良いのですが、オフェンスを指揮してドライブを重ねるような能力がVickにはありません。スクランブルからファンブルロスト、ラッシュを交わして無理投げしてのINT、素晴らしいスクランブルにディープへのパスと良いも悪いも極端過ぎますし、もうワンポイントの飛び道具以上に成長する事は無いでしょう。
セカンドチームディフェンスは縦一発のロングパスでTDを2つ連続で許しました。Sのカバーが遅いのも問題なのですが、CBの個人技に頼るシステムな以上QBに余裕を持たせたらやられるのは今年も変わらないようです。
第4Qから出てきたサードチームですが、特筆するようなものはありません、ここからセカンドチームに昇格して53人枠を射止めるような大活躍をした選手は出ませんでした。
良かった選手
DeSean Jackson 5ヤードのアンダーニースからディフェンスを簡単に交わしてロングゲインにした最初のプレイ、これがKevin Kolbと組んで期待されるプレイになります。ミドルでのキャッチも簡単にマークを外していますし、これで怪我の影響があるとするならば今年も次元が違う運動能力を見せてくれるでしょう。
Austin Howard LTのバックアップをKing Dunlapから奪ったのは伊達では有りませんでした。パスプロテクトでも安定感を見せましたし、ランブロックでは笛が鳴るまで相手を押さえ続ける執拗さとねじ伏せるパワーを見せてくれました。セカンド・サードチーム相手で勝利しました、練習ではDarryl Tappが相手ですし試合のほうが楽かもしれません。
Riley Cooper イージーなキャッチミスも有りましたが、カットの鋭さでマークを振り切り、ディープでもマークを振り切っています。Hank BaskettとKelley Washingtonが怪我を負っていますし、WR4番手の座はCooperで決まりと言い切ってしまいたくなる活躍でした。
Brandon Graham セカンドチームで対面を圧倒しました、どうもJAC側はスターターのRTが欠場中のようですしサードチームを相手にしていたかもしれません。相変わらずギャップコントロールが主任務でパスラッシュだけをやらせては貰えないのですが、ラッシュを掛ける時のスピードは1巡指名の期待に答えられる物を持っています。
Asante Samuel クッションを多めに取ってショートを投げさせ、なぜかボールが行く時には背後から手を伸ばしている、説明出来ない動きは今年も健在です。腿の怪我が完治すればもっと良くなる事でしょう。
ファーストチームディフェンス 連続完封で文句の言いようがないです。
良い所も悪い所も有った選手
Kevin Kolb 出る時はスクランブルに出るだけの柔軟性が見られました。また、ファーストターゲットを見続けてダメなら投げ捨てるような2番手QB止まりのプレイから普通に3番手くらいまで見てから投げる余裕を持てるようになりました。ただ、反則などで1st20のような形になると、それを跳ね返すような特別な力(McNabbがそう言う点で異常な才能を持っていただけかもしれません)は無いです。また、ゴールライン前INT未遂のパスは棒立ちのLB目掛けて投げていますし判断の甘さも見られます。
LeSean McCoy 抜ければ素晴らしい加速で10ヤード、止まる時はロスタックル、小型軽量タイプの宿命ですが安定感に欠けます。Kolbに変わった事で3ヤードヒッチのようなパスが増えるでしょう、そこからRACを稼げるのかが今後も課題です。
Chad Hall 爆発的では有りませんし、特別なステップワークも持っていませんが平均的なリターンは期待できそうです。WRとしては縦へのストレッチ要員がDeSean1人ですし、デコイとして5番手WR争いに名を挙げるかもしれません。
Trevard Lindley 全体的に良いカバーをしていました、特にショートゾーンではしっかりと付いていました。が、やはり手を出す必要の無い所で無駄に手を引っ掛けてホールディングを取られました。この癖を早く修正しなければなりません。
Daniel Te'o-Nesheim この子は見る角度で太くも細くも見えるんですよね・・・思ったほどパワーは無いようですが予想以上にOLを処理した後の加速が良いです。ただ、ファーストチームのOLを処理する技術を得るのには時間が掛かるかもしれません。
悪かった選手
Joselio Hanson 相手が快速Troy Williamsonだったとは言え、ダブルムーブで完全に千切られての70ヤードTDレシーブを許したのは大問題。遅い小型CBなんて使い所が無い。
Dimitri Patterson 練習で褒められていたエンドゾーンまで縦にくっついていく動きでやられました。カバー技術に成長が見られません。
ルーキーLB軍団 ミドルのパスカバーがすっかすかでした。ゾーンでもマンでも全く話にならない。