今年のポジションニーズはCB>OL>DLなのは何度も書いています。例えばLBがニーズだとしてもLBの1巡指名は勿体無いから3巡程度で良いと言う事もあるのですけれど、CB.OL.DLは1巡でエリートを取りに行くに価するポジションですから素直に指名してくれると良いなあと思っています。
過去のドラフトとニーズを考えてみます。去年はBraian Dawkinsを放出後に後継者育成に失敗した為にSが最大のニーズ、次にDEとOLBと言う感じでした。結果はトレードアップしてBrandon Grahamを取り、2巡でNate Allenと素直にニーズを埋めたドラフトでした(トレードアップした時はEarl Thomas指名を期待したのですけれどね)
2009年はDrian Dawkinsの後継者、Brian Westbrookの後継者と怪我の多いKevin CurtisとReggie Brownの代役と言った所がニーズでした。結果はJeremy Maclinをトレードアップして取り、2巡にLeSean McCoyとニーズを埋めたものの、3巡以降はトレードダウンを繰りかえしてDB補強は5巡のVictor Harrisまで待つ事になります。素直にニーズを埋めたと言えなくは無い、と言った印象ですかね。
Jason Petersを1.4.6巡とトレードで獲得しています。
2008年はTRAとJon Runyanの後継者でOL、Javon Kearse放出でDEとラインニーズの年でした。1巡をトレードダウンして1巡コンビが最盛期だったDTからTrevor Laws(デプス補充もニーズでした)とDeSean Jacksonを指名します。結果的にスターターに成り得ているJeff OtahやSam BakerらをパスしてのトレードはDeSean獲得で大成功、Peters獲得でLTの穴埋めは翌年しています。
ポジションニーズよりも能力重視のドラフトでした。
2007年はトレードダウンしてKevin Kolbを取った年です、Donovan McNabbが怪我で後半欠場しJeff Garciaがチームをプレイオフに導き、QBをどちらにするかで悩んだ結果McNabbを選んだオフにMcNabbの後継者候補を取る、McNabbを信用しているのか居ないのか良く分からない指名となりました。
ニーズとしてはDonte StallwaorthからCurtis(当時はSTLの3番手でした)に入れ替えたWR、Dhani Jonesを放出したOLB、KearseとJerome McDogleが怪我続きだったDEでしょうか。Kolbの後はVictor AbiamiriとStewart Bradleyを指名した。Garciaがスターターを求めた為に放出しバックアップQBが必要だったと言えなくもないですしニーズ重視の年と言えるのかもしれません。
こうして見直してみると、毎年ドラフトに不満を持っている割に素直にニーズを埋めるドラフトをしているような気がするのが不思議です。高齢化が進むTRAとRunayn.Dawkinsらの後継者を取らず、弱点であるのは分かりきっているWRを取らなかった事などが不満の原因だったのでしょう。今年はドラフトで取れなくてもFAが後の為に即戦力で埋める事が出来るのでニーズよりも能力重視でも大丈夫なのですけれど、最近の素直に取る流れを見るとCBとOLにDLを1-3巡で指名するのかもしれません。
過去のドラフトとニーズを考えてみます。去年はBraian Dawkinsを放出後に後継者育成に失敗した為にSが最大のニーズ、次にDEとOLBと言う感じでした。結果はトレードアップしてBrandon Grahamを取り、2巡でNate Allenと素直にニーズを埋めたドラフトでした(トレードアップした時はEarl Thomas指名を期待したのですけれどね)
2009年はDrian Dawkinsの後継者、Brian Westbrookの後継者と怪我の多いKevin CurtisとReggie Brownの代役と言った所がニーズでした。結果はJeremy Maclinをトレードアップして取り、2巡にLeSean McCoyとニーズを埋めたものの、3巡以降はトレードダウンを繰りかえしてDB補強は5巡のVictor Harrisまで待つ事になります。素直にニーズを埋めたと言えなくは無い、と言った印象ですかね。
Jason Petersを1.4.6巡とトレードで獲得しています。
2008年はTRAとJon Runyanの後継者でOL、Javon Kearse放出でDEとラインニーズの年でした。1巡をトレードダウンして1巡コンビが最盛期だったDTからTrevor Laws(デプス補充もニーズでした)とDeSean Jacksonを指名します。結果的にスターターに成り得ているJeff OtahやSam BakerらをパスしてのトレードはDeSean獲得で大成功、Peters獲得でLTの穴埋めは翌年しています。
ポジションニーズよりも能力重視のドラフトでした。
2007年はトレードダウンしてKevin Kolbを取った年です、Donovan McNabbが怪我で後半欠場しJeff Garciaがチームをプレイオフに導き、QBをどちらにするかで悩んだ結果McNabbを選んだオフにMcNabbの後継者候補を取る、McNabbを信用しているのか居ないのか良く分からない指名となりました。
ニーズとしてはDonte StallwaorthからCurtis(当時はSTLの3番手でした)に入れ替えたWR、Dhani Jonesを放出したOLB、KearseとJerome McDogleが怪我続きだったDEでしょうか。Kolbの後はVictor AbiamiriとStewart Bradleyを指名した。Garciaがスターターを求めた為に放出しバックアップQBが必要だったと言えなくもないですしニーズ重視の年と言えるのかもしれません。
こうして見直してみると、毎年ドラフトに不満を持っている割に素直にニーズを埋めるドラフトをしているような気がするのが不思議です。高齢化が進むTRAとRunayn.Dawkinsらの後継者を取らず、弱点であるのは分かりきっているWRを取らなかった事などが不満の原因だったのでしょう。今年はドラフトで取れなくてもFAが後の為に即戦力で埋める事が出来るのでニーズよりも能力重視でも大丈夫なのですけれど、最近の素直に取る流れを見るとCBとOLにDLを1-3巡で指名するのかもしれません。